マイナーアイテムになりつつある「折りたたみフライト」。
折りたたみフライトの楽しいところの一つが、シャフトリングですね。
フライトを外れにくくするという合理的な効果と、自分流にフライトを改造してやったぞ!という満足感。
そんなシャフトリングを入れるためにはフライトに穴を開けなければなりません。
フライトに穴を開ける専用の機械がフライトパンチです。
以前から買おう、買おう、と思っていたのですが後回しにして早1年。
やっと買うことができたダイナスティーの「フライトパンチ・プチ」のレビューをやっていきます!
フライトパンチって何?
フライトパンチはフライトの根元付近にシャフトリングを入れるための穴を開ける道具です。こういった四角い穴ですね。
仕組みとしては穴あけパンチと同じです。
フライトをフライトパンチに差し込んで、ペダルを押す。これで簡単に穴を開けることができます。
私がダーツを始めたばかりの無知だった頃は、フライトパンチは、フライトを吊るすための穴(ダーツショップの試投用バレルとかによく開いているやつ)を開けるためのものだと思っていました(笑)
違いますからね!シャフトリング用の「四角い穴」を開けるための道具です。(友人に自信満々に間違った情報を伝えていたのは内緒)
ダイナスティーのフライトパンチ・プチが可愛い
今回私が買ったのはダイナスティーの「フライトパンチ・プチ」です。
フライトパンチって結構ピンキリ。
キーホルダーがついたコンパクトのものもあれば、ダーツショップ御用達の本格的でゴッツイものまで。
私は、初フライトパンチということもあり、コンパクトなものを購入。
見てください!この小ささ。
フライトパンチ、なんて大それた名前をしていますが、「クソちっちゃい」。
そら豆です。このコロンとした形もどう考えてもそら豆。
そのくせ一丁前に「DAINASTY」のロゴが入っているんですよ。可愛い。
キーホルダーにもなっていて持ち運びも楽々ですね。
ダーツケースに付けているといざという時にすぐに使えます。
フライトパンチプチの使い心地
実際に使って見ました。
まずはフライトを差し込みます。フライトがずれないように専用の作りになっていました。これで同じ場所に安定して穴を開けることができます。
では、早速、パチ…、
ん?意外と固い。指一本で穴を開けることはできず、結局手を全体使って穴を開けました。
紙に穴を開ける感覚でやってはダメです。フライトはナイロンでできていたり、コーティングされていますからね。
気合いを入れて「バチン!」と穴を開けましょう。
穴自体はかなり綺麗に開けることができました。シャフトリングももちろんぴったり。
今までお店で開けてもらっていたので、自分で開けれたのは、なんか嬉しい。
ちなみにダイナスティーのフライトパンチは、穴を開ける時にできるゴミが下のボックスに収納される仕組み。
机に散らばらないのはありがたいです。捨てるのも楽々。
個人用だったらダイナスティーで十分!
個人で一般的な使い方をするのでしたら、フライトパンチ・プチで十分。
1週間に1回ほど普通のフライトに穴を開けるくらいの人ならば問題なく使えると思います。
ただし
- お店で客のフライトに1日何個も穴を開ける
- 超絶ハードにコーティングされたフライトに穴を開ける
などの希望がある方はフライトパンチ・プチにはちょっと荷が重いかと。
そんな人は本格的なフライトパンチがオススメですね。
フライトパンチは必要なのか?
今まで私はフライトパンチを買ってきませんでした。必要がなかったからです。
ダーツショップで折りたたみフライトを買うと、絶対に「穴を開けますか?」と聞いてくれます。
最近ではネットカフェですらフライトパンチが用意されているお店も多い。
持っていなくても意外となんとかなります。
ただ、私は最近、フライトを大量輸入しました。
(参考:A180でダーツアイテムを個人輸入した話|フライトがクソ安い! - なよダーツ。)
これだけの量をネットカフェで穴を開けるのは忍びないなぁと思っていたので、買うことに決めました。
フライトを買うたびにお店で穴を開けてもらう、という人には必要ないですが、ダーツァーたるもの一つくらいフライトパンチを持っておくと何かと便利だと思いますよ。
別にそこまで高価なものでもないですし。
まとめ:折りたたみフライト信者へ
私は折りたたみフライトが大好きです。
フライトを開いてシャフトに入れる時とか、フライト同士が擦れる音とか、練習でボロボロになっていく姿とか、全てが愛おしい。
特にハードダーツでは絶対に折りたたみフライト、と決めています。
そんな折りたたみフライトに自分で穴を開けてカスタマイズする感動を与えてくれたフライトパンチプチには感謝。楽しく使っています。
持っていない方は是非、この機会に買って見てはいかがでしょうか?