ダーツは矢をボードに投げる。非常にシンプルな競技です。
主要競技のルールも10分もあれば覚えられるでしょう。そのくらいシンプルで簡単。
しかし、いざダーツをやってみると思っていたのと違う。
隣のおじさんは「ぴゅーん、ぴゅーん」と真ん中(ブル)に入れているのに、自分の投げる矢はまるで暴れ馬のごとく何処かへ飛んでいきます。
「え?ダーツって難しくね?」
うまく投げられないと本当に面白くないスポーツですね、ダーツというのは。
しかし、とあるコツがあるとダーツが楽に綺麗に飛ぶようになります。
今回は
- すぐにできるダーツのコツ
- ダーツをうまく飛ばすことのできるイメージ
をご紹介します。
ダーツを綺麗に飛ばすコツ
ダーツをうまく飛ばすコツは力を抜くことです。
力を抜いたらダーツが飛ばないのではないか?と思われるかもしれませんが、逆です。
力を入れているからダーツは暴れ馬のごとく飛んで行くのです。
何かスポーツをやっていた経験がある人は分かると思いますが、ガチガチに力を入れていても良いパフォーマンスを発揮することはできません。
野球、ボクシング、卓球…なんでもそうです。
大切なのは脱力で、力を入れるのはほんの一瞬。インパクトってやつですね。
ダーツも例に漏れず脱力が非常に大切です。余計な力を抜いて投げることが最重要課題と言えるでしょう。
ダーツで脱力するためのイメージ
ダーツを力を抜いて投げろ!といきなり言われても出来ませんよね。そんな簡単に出来たら苦労しないって話。
力を抜いてダーツを投げるにはイメージを作ると良いでしょう。力を抜くためのイメージを二つご紹介します。
紙飛行機のイメージ
一番有名なのが紙飛行機を飛ばすように投げる、というもの。
あなたは紙飛行機を飛ばしたことがあるでしょうか?
上手く遠くまで飛ばすためには優しく飛ばすはずです。決して力を強く込めたりしないですよね。
原理としては同じ。ダーツもフライト(羽)の部分のおかげで軽い力でも飛んでくれるのです。
そのため、紙飛行機を飛ばすようにフワッと投げるイメージを持つと良いでしょう。
いきなりブル(真ん中)に命中させることは難しいと思いますが、ダーツの矢の軌道は綺麗になったはずです。
しばらく紙飛行機のイメージを持って投げてみてください。そのうちブルにも刺さりだしますよ。
ティッシュをポイッのイメージ
今のご時世、紙飛行機を投げたことがないという人もいるみたいなんです。
そんな人に紙飛行機を投げるようにして投げてごらん?と言うと「投げたことねーし!」と逆ギレされたこともありました。なんて理不尽なんだ。
そんな人には私独自のとっておきのイメージをご紹介しましょう。
それが「鼻をかんだティッシュを丸めてポイ」です。
さあ、イメージしましょう。
- まずティッシュで鼻をかんだのを想像して
- 丸めて、ごみ箱に向かってポイッ!
このイメージで投げてみてください。ティッシュを全力で投げる人なんていませんよね。
力を入れずにポイっと投げるはずです。ダーツを飛ばすのはそれくらいの力で十分なんですよ。
紙飛行機のイメージでうまくいかない人は「ティッシュをポイッ」はオススメです。
まとめ:ダーツのコツは脱力
ダーツの投げ方を調べると、色んなポイントが出てきます。
体の軸をしっかりしろ、肘を動かすな、投げた後の腕を伸ばせ、とかとか。
確かにどれもコツといえばコツなのですが、いきなりこれらのコツを意識しても上手くいきません。それどころか変な癖が着いてしまうことだってあります。
最初は「脱力」に絞ってみてください。きれいにダーツが飛ぶと楽しいですよ。
ダーツをきれいに飛ばせると安定してブルに入る可能性が高くなります。兎にも角にもまずは力を抜け!ですね。