ダーツバーで投げていると稀に見かける「カード2枚持ちプレーヤー」。
彼らは何を思って複数のダーツカードを持っているのでしょうか?
実は2枚のカードを持つことはメリットがあるのです!
今回はそんなカード2枚持ちの目的と、作戦について。
最高レーティング維持作戦
以前、出会った方は最高レーティングをキープするのに使っていました。
ダーツカード二枚をそれぞれA、Bとします。
Aカードで最高レーティングにします。
一度Aカードを使うのを辞めてBカードを使います。
BのカードのレーティングがAのレーティングを上回ったらAのカードを使います。
というのを繰り返す方法です。
そうすることで、持っているカードのどちらかが最高レーティングをキープしていることになり、モチベが下がることを防止するといった使い方。
調子が悪くてレーティングが下がったら悲しいですからね。
レーティングが気になって勝負にならない!という人にもおすすめ。
この作戦は意外と実践している人が多いですね。レーティングって結構気になりますから、グッドな作戦だと言えます。
酔っ払い専用カード作戦
シラフの真剣モードの時に使うカードとお酒を飲んで酔っ払った時に使うカードを分けるという使い方もあります。
普段は真剣に練習している人も、お酒を飲んで友人とゆるーくダーツをする時だってあるでしょう。
しかし、私のようなノンアルコールプレーヤーはお酒を飲むと絶望的に弱くなります。
正直、まともなスタッツが出せないんでカードなんて刺してプレーしたくないわけです。絶対にレート下がるからね。
参照:お酒を飲みながらのダーツはアリか?酒を飲むと強くなる人の謎
かと言って、カードを抜いてプレーと言うのも、何となく忍びない。
「うわー、この人レート下げたくないからカード抜いたんだ。だっせー。」と思われるのもしゃくじゃないですか。
そういう時に役立つのは、酔っ払い専用カード。
酔ってきたな、と感じたらサッと酔っ払い専用カードに入れ替えてしまいましょう。
これならば場の雰囲気を壊すことなくダーツもできますし、こちらもレートなんて気にせずに楽な気持ちでプレーできますからね。
結果として楽しく飲みながらダーツができるんだったら、酔っ払い専用カードを作るのはアリでしょう。
悪用厳禁!自演作戦
ダーツのレーティング計算には、対戦相手が必要です。
対人戦でも、グローバルマッチでも対戦相手がいますからね。
中にはそれを無視するために、カード2枚刺しでレートを上げようとする人たちがいます。
まぁ、自作自演ですね。
全くおすすめできないですし、隣でそんな人がいたら白い目で見てしまいます。
そんな半ばズルみたいなことをして上げたレーティングに何の価値があるんですか。
私の心が狭いだけでしょうかね?
さらに悪質なのは2枚刺し&指押しですね。
過去に一度見たことがあります。ここまで来るとただのラリパッパですねー。(ラリパッパとはラリって頭がパッパらぱーの人の略ね)
何も考えていない変態
これまた珍しいタイプの人ですが、すごいテキトーにカードを選ぶ人にも出会ったことがあります。
その方はダーツカードを5枚ほど持っていましたが、使用用途が決まっているわけでなくテキトー。(家にあるカードをカウントしたら10枚以上…。)
その日の気分でカードを選ぶようです。
「何でそんなに持ってるの?」と聞くと、「素敵なカードがあるとつい買っちゃうんだ。レートに強いこだわりがないからテキトーだよ。」
うわ、変な人だ。と思いましたね。しかも全てのカードがAAフライトという…。
尊敬すべき変態さんでした。
ダーツカード2枚持ちはアリか!?
ダーツカード2枚持ちって、何となくズルく感じる人もいるでしょう。
しかし、2枚持つことでモチベーションが上がるんだったら、ぜひとも導入するべきだと思っています。
特に、「最高レーティングをキープのため」と「酔っ払い専用カード」は良い作戦だと思ってます。
レーティングが気になって対戦が集中できない!と言う人にもおすすめ。
ズルくても、上達すればいいんです。勝てば官軍負ければ賊軍ってね。
これを機に第二のダーツカードをご用意してみてはいかかでしょうか??