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ターゲット【8フライト】レビュー|エイトフライトは本当に使いやすいの?折れやすいって本当?

ダーツの8フライトを買ってみたのでレビュー

ツイッターを中心に発信され、楽しみにしていた人も多いであろう「8フライト」。
独特な機構、おしゃれな宣伝でダーツユーザーの注目を浴びていました。

そんな待望の8フライトがついに発売!
私も楽しみにしていたユーザーの一人ですので、予約していました。
と言うことで、今回は8フライトのレビューをお送りします。

8フライトとは?

8フライトは新たな機構を搭載した期待の成型フライトです。

一番の特徴はフライトとシャフトが「ネジ」で装着する点。

文章にすると分かりづらいですが、公式サイトのイラストを見ると直感的に理解できると思います。 

8フライトの機構の仕組みシステム

フライトをくるくると回してシャフトに固定します。
単純な発想なのですが、今までなかった機構ですね。
ネジ式にすることでフライトの外れを防止できるのだとか。

ターゲットが販売

8フライトは大手ダーツメーカー「ターゲット」にて販売しています。
8フライト自体はメイドインジャパンにこだわっており、品質の高さを売りにしているようです。

そして、契約プレーヤーも力が入っています。

  • ポールリム
  • 星野光正選手
  • 村松治樹選手
  • 小野恵太選手

と人気の高いプロをオフィシャルプレーヤーとして宣伝。
ターゲットを巻き込み、名だたるプレーヤーと契約…。8フライト、天下狙ってます。

ラインナップは控えめ

まだ発売から間もないので、ラインナップとしては少なめ。
フライト形状はスタンダードとシェイプのみ。
カラーもホワイト、ブラック、ブルー、クリアとシンプルです。

シャフトはロックとスピン 

シャフトは若干力を入れている模様。
長さは19mm、26mm、33mmの3種類ですが、それぞれにスピンタイプとロックタイプが用意されていて好みに合わせて選ぶことができます。

私は今回、スタンダード形状のフライトと33mmのシャフト(ロックとスピンの両方)を注文していました。さてさて、どうなることやら。

パッケージ鮮やかさに圧倒…!

私も非常に期待していたので予約までして手に入れました。
ウキウキしながらダンボールを開けてみました。
まずは8フライトのパッケージに圧倒されましたね。 

8フライトのパッケージは派手でデザインが優れている

ピカピカと光り輝く箱!パッケージから力が入っております。
デザインも非常に綺麗で、今までのダーツ用品と一線を画していますよ…!

そして8フライトのステッカーも付属。これまた可愛いので何かに貼りましょう。

8フライトの質感は?

8フライトのフライトスタンダード形状をレビュー

8フライトは想像よりも柔らかかったです。
柔らかさで言えば、フライトLが近いでしょうか。
質感としてはサラサラとしたマットな感じでフィットフライトに近いと思います。

柔らかいため、購入時にフライトが若干歪んでいるという物も多いみたいですね。
私は気にならないんですが、メイドインジャパンを掲げている以上、綺麗な状態で梱包してほしいものです…。

シャフトはこんな感じ。

8フライトのシャフトはロックとスピンの2種類

左:スピン 右:ロック

ネジ山が確認できますね。このネジでフライトとドッキングさせるわけです。
シャフト自体は普通のプラスチックシャフトといったところ。しなりなども殆どありません。

8フライトのスピンは?

私が気になっていたのは「スピンタイプ」。
スピンタイプはかなり滑らかに回転します。

滑らかさで言えばフィットフライトと近いでしょう。
よく回るので、人によっては気になるかもしれません。

さて、ここからは私が実際に投げた感想を書いていきますよ〜。

8フライトの外れにくさは?

8フライトとシャフトの組み合わせセッティング
一番気になるのは、「フライトの外れにくさ」ですよね。
フライトの外れにくさはロックタイプとスピンタイプのシャフトで違いがあります。

ロックタイプは意外と緩む?

ロックタイプは使っているうちに割と緩んできます。

フライトを回して締めるという行為が今までのダーツではありませんでした。

折りたたみフライトやエルフライトも、投げ終わったら外れないようにフライトをシャフトに押し込むという動作をルーティンにしている人が多いと聞きます。

そのため、回して締める動作には違和感を感じる人も多いそうな。(特に長年ダーツをやっている人とかね。)

私は対戦中の待ち時間などに回しているので大きなストレスは感じませんでしたが、人によっては微妙な評価を下しています。

オススメはスピンタイプ! 

なーんだ、8フライト大したことないじゃん、と思いましたか?
8フライトの真骨頂はスピンタイプシャフトにあります。
スピンタイプシャフトは外れない&緩まないのです。なんと、プレイ中1度も外れたことがありません。

これは衝撃ですよ。この機構こそシャフトとフライトの最終形態なのかもしれませんね。
スピンタイプに抵抗がない方は是非ともスピンタイプのシャフトをオススメします!

8フライトのメリット

上記のことを考えると、8フライトを使うメリットが浮かび上がります。
外れにくい成型フライトと言うのは確かに存在しました。

例えば、ハローズのクリックフライト。

このフライトもまずプレイ中にフライトとシャフトが外れることはありません。
しかし、その代わりにフライトとシャフトを分解するのが大変です。
半ば強引に取り外す。下手をするとフライトが痛みます。

その点、8フライトは外れにくく、分解が簡単と言うメリットがあります。
これはフライト形状やシャフトの長さを頻繁に変更する人にはありがたい仕様と言えるでしょう。

現時点ではフライト形状、シャフトの長さともにラインナップが少ないので、このメリットの恩恵を受けにくい。
しかし、将来的にラインナップが増えたらライバル成型フライトから恐れられる物になると思います。

8フライトの耐久度はいかに…?

あとは耐久度ですね。
どんなに優れた成型フライトでも耐久度が低かったらお話になりません。
値段は8シャフト700円と、フィットシャフトと並べてきました。
決して安いわけではないので、耐久度が高いことに期待しています。

この点については、発覚次第ブログで追記させていただきます。

フィットと同じ壊れ方の予感…

ただ、個人的に恐れているのはフィットフライトと同じようにフライトの根元でシャフトが折れてしまうことです。

8フライトは根元で折れることが心配される

ここで折れてしまうと、シャフトの破片がフライトの奥にハマってしまい、フライトとシャフトの両方を買い換えなくてはならないと言う悲劇が待っています。

なんとなく、この悲劇が起こりそうな気が……。とりあえず投げ込んでみることとします。

追記:8シャフト折れました。

ついに8フライトが壊れました。

ダーツ8フライトの8シャフトの耐久度

バレル側でシャフトの根元が折れました。
今回は私の予想していた悲劇は起こりませんでしたね。フライト自体はまだまだピンピンしているので、期待が高まります。

参考程度に、壊れるまでの時間も載せておきます。
私は分単位で1日の練習時間を記録しているのですが、それによると今回は「約11時間」で8シャフトが折れた計算です。
一般的なプラスチックシャフトと同程度の耐久度ですかね。

引き続き、スピンタイプを使っていきます。
フライト自体の耐久度、スピンタイプの耐久度はまた追記しますね。

追追記:8シャフト折れましたvol.2

スピンタイプの8シャフトも使い続けていました。そしてついに寿命の時…。
今回もバレル側で折れましたね。これまた意外。

8フライトの8シャフトの耐久度

今回、破損までに要した時間は22時間。前回と2倍の差です。やはりシャフトが折れるのは運の要素が非常に強い気がします。

それよりも、気になるのは8フライト自体の耐久度。驚くべき耐久度です。
現在、33時間使っていますが、今だにピンピンしております。
若干歪んできてはいますが、まだまだ許容範囲。
フライトに関してはこのまま使い続けようと思います。君はどこまで耐えるんだっ!

成型フライト界を揺るがす存在となるか!?

以上、8フライトについて書かせていただきました。
耐久度の報告待ちですが、ポテンシャルとしては非常に高いものを感じます。
特に、外れにくいのに、分解もしやすい機構は非常に評価できるポイントと言えるでしょう。

あとはラインナップを増やしていけば、日本の成型フライト界に一石を投じるフライトになることでしょう。
個人的にはジュラルミンで出来たシャフトが増えると嬉しいですね〜。
これからの8フライトの快進撃には期待してます!