ダーツを始めたからにはとりあえずAフラを目指す人が多いのではないでしょうか?
私もダーツを始めた当初は何としてもAフラになりたかったものです。
そもそも言葉の響きがイイですよね。Aフライト。
しかし、Aフラになれる人は少ないのが現実です。Aフラ以上はダーツカードを作っている人の20%以下だと言われています。
その中でも短期間でAフライトになったひと、長くダーツをやっているのにBフライトのままの人、この違いは何なのでしょうか?
今回は長くダーツをやってきているのになぜかAフライトになれない原因を考えてみました。
練習不足
まず、一番多い理由が「練習不足」です。
当たり前なんですが、練習しないと上手くなりません。
「は?俺は練習してるし!」と言う人に限って練習量が足りていなかったりします。
1週間に1回、2回の練習でAフラになれるわけがないじゃないですか。
ネットで検索をかけると「1か月でAフラになりました!」「2週間でAフラになりました!」という人もいますが、あんなのは特例です。もしくは嘘です。真に受けてはいけません。
Aフラになるために必要な時間は?
私は4か月でAフラになりましたが、練習量はこなしていました。
1日最低2時間の練習を毎日欠かさずに4か月続けました。
多い日では6時間以上練習していたことを考えると、おそらく400時間ほどは費やしています。それでやっとAフラ。練習量は必要です。
短期間でAフラになった人のお話を聞いていると300時間〜400時間は必要だなぁと言った印象です。
この基準で考えると1年でAフラになりたい場合は週に最低6時間の練習が必要になります。週に3回、2時間の練習をコンスタントに1年間続けてやっとAフラ。
過去に出会ったAフラ以上の人はやはり努力していました。
私のように集中的に練習をした人もいれば、それこそ週に6時間くらいの練習をコンスタントに長く続けている人も。
週に1、2回の練習ではAフラまで4年かかる計算です。(一回の練習を2時間と仮定)
そう考えると週に3回以上の練習は欲しいですよね。
知識不足、調べ不足
ダーツは基本的には自分の感覚を研ぎ澄ましていくスポーツなので、覚えること、調べることって意外と少ないです。
それでも、私はとにかくダーツについて調べていました。
ネットで公開されているダーツブログはほぼすべて読んでいたし、ダーツの雑誌も一通り目を通しました。加えてダーツの大会動画も見漁っていました。
良く調べるというのはやはり大切で、自分の中で考え方が育っていきます。
別に情報を鵜呑みにしろというわけではありません。
長い時間をかけて練習すれば、全く調べないでもAフラには到達できるでしょう。
ただ、よく調べている人に対して上達が遅くなるのは当たり前。
メンタル的な問題
練習量は十分、ちゃんと調べてもいる、それでもAフラになれない人もいます。
そんな人は自分の中で壁を作っている人が多い。
特にダーツを続けて1年以上の人が多いイメージです。
Aフラと言う壁に阻まれて、どうしてもBBフライトで止まってしまうパターン。
恐らく、そんな人は自分の中でストッパーをかけてしまっているのでしょう。
「私がAフラなんてありえない」と自分の中で諦めてしまっているのです。
ただ、練習量も知識も足りているなら、ちょっとしたきっかけでポン!とAフラになることがあるのです。
Aフラの壁をぶち壊す3つの方法を紹介します。
上級者の隣で投げる
自分の中の壁を取っ払うには、上級者を見るのが手っ取り早いですね。
猛者の集まる、ダーツバー、ネカフェに飛び立ちましょう。
別に、上級者にマッチを申し込め!と言っているわけではありません。(もちろん、できるなら申し込んでくださいね!)
上級者の隣で投げているだけでいいんです。
当たり前のように、ロートン、ハットを繰り返す上級者を横目で見ていると、ブルに入るのが当たり前という感覚になってきます。
この感覚が大切。実力はあるのだから、当たり前のようにブルに入れてください。
きっとAフラになれますよ。
プロの試合動画を見る
上級者の隣で投げる、と同じ考えで、プロの大会動画を見まくりましょう。
プロって息をするようにブルに入れます。彼らのブルの音に慣れましょう。
ブルに入れるのは難しくない、簡単なんだという感覚が身に着けられればAフラなんて一瞬です。
上達教材でプロのマインドを身につける
私はダーツの教材DVDって、強く勧めていません。
なぜなら、DVD見ようが、練習しなかったら上達しないからです。
ただ、Bフライト、BBフライトで停滞している人にはDVDはおすすめです。
DVDを見れば上達!ではなくて、DVDを見て練習すれば上達!なので、BBフライトまでちゃんと練習をしてきた人は得ることも多いはず。
特に、「知野真澄式」は現役トッププロの知野さんが勇気づけてくれるので、Aフラまでの着火剤に使えると思います。
Aフラってすごくないよ
以上、Aフラになれない3つの原因でした。
練習量を確保する+ちゃんと調べる+Aフラの壁をぶち壊す
この3つを実践できた人がAフライトになれるのです。
Aフライトって全然すごくないんです。
Aフラの人たちはみんな言うこと。「Aフラって弱っ!」
自分の弱さに絶望するんです。「俺って全然強くないじゃん」と。
一生懸命に練習すれば絶対にAフラになれますよ。不器用な私が言っているのだから間違いありません。生きる証人です。