ダーツバレルの超王道「ハローズ アサシン」。
初心者はまずこれを買っておけ!と言われるほどポピュラーなダーツバレルですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回はアサシンって本当に初心者にオススメできるの?
というお話をしていきたいと思います。
いちばん人気はアサシン タイプA
実はアサシンはシリーズ名なので、いろいろなタイプのアサシンがあるのです。
今回私が購入したのはアサシンの中でも最もポピュラーな18gタイプAというもの。
今回はアサシン=タイプAということで話を進めていきますのでよろしくお願いします。
アサシンが初心者にオススメできる理由
実際にアサシンを使ってみた私の結論から言うと
アサシンはダーツ初心者にオススメできます。
まずはアサシンの特徴から整理していきましょう。
- とにかく安い
- グリップの自由度が高い
- ハウスダーツに似たスペック
これらの特徴がダーツ初心者にとってかなり嬉しいポイントなのです。
とにかく安い
アサシンはとにかく安いです。定価3980円(税抜き)。
この定価の時点で安いのですが、実際にはもっと安く手に入れることができます。
アマゾンでは3000円前後。各種ダーツショップでも初心者セットとしてフライトやシャフトが付属して4000円ということがザラにあります。
かなりの激安バレルなんですよね〜。
初心者のうちは自分に合ったバレルってなかなか検討がつかないと思います。
買ったはいいけど、イマイチしっくりこなくて何度も買い換えてしまうというのはよく聞く話。やはり安いのは正義ですよ…!
グリップの自由度が高い
アサシンを使ってみると、グリップ(ダーツの握り方)の自由度の高さに驚きます。
アサシンの形状は前方が少し膨らんだ王道なトルピード形状。
そんな形状に均一な太めリングカットが頭からお尻まで刻まれています。
この、均一なカットと言うのがポイント。
グリップに制限がなく、バレルのどこを持っても良いのです。
アサシン中央部をグリップ
まず一番最初に試して欲しいのは中央部のグリップ。
おそらく最もベーシックなグリップです。
前方のふくらみを押して投げる、そんなトルピードらしい投げ方ができるので是非とも習得して欲しいところ。
アサシン後方グリップ
次に試して欲しいのは後方グリップ。
アサシンの後方は真っ直ぐで素直な形状になっています。ストレート形状ってやつですね。
後方をグリップするとまるでストレートバレルを使っているよう。
押して投げる、と言うよりは抜いて投げるという投げ方に挑戦することができるのです。
これもこれで習得しておくと後々楽しいですよ。
アサシン前方グリップ
最後に試して欲しいのは前方のグリップ。
前方のふくらみを摘んで投げるような方式になります。
まるで村松治樹選手のライジングサンのよう。
これは好き嫌いが別れますが、個人的にはこれがツボ。
狙ったところにポイっと投げ入れる感覚が癖になります。
ハウスダーツに似ているスペック
アサシンが初心者に勧められる一番の理由は
ハウスダーツにスペックが似ているからだと思います。
ハウスダーツとはダーツバーや満喫などでお店が貸してくれる安っぽいダーツのこと。
ハウスダーツには3つの特徴があって
- 軽い
- 短くて太い
- カットが緩い
これらの特徴にぴったりと当てはまるのがアサシンなのです。
ハウスダーツよりも少し重くて、少し長く細く、少しカットがきつめ、とハウスダーツからのステップアップとして非常に優秀なんですよね〜。
最近のダーツバレルは
- 重い
- 長くて細い
- カットもきつめ
とハウスダーツとは正反対。
そのため、ハウスダーツで練習した経験がある人が最近主流のマイダーツを使うと物凄い違和感を感じることがあります。
そんな人は一度アサシンを挟むとスムーズな移行ができると思いますよ〜。
アサシンをわざわざ使わなくても良い人
アサシンをわざわざ選ぶ必要がない人もいます。
それはズバリハウスダーツをほとんど投げたことがない人、です。
アサシンの一番のメリットがハウスダーツからのスムーズな移行なので、ハウスダーツで練習する前にマイダーツを買おう!と決意した人はわざわざアサシンを購入する必要はないと思います。
ご自身で好きなバレルを選ぶのでOKです。是非とも持っていてウキウキするようなバレルを探してみてください。
カットは緩め
あと、アサシンを使ってみて意外と気になったのがカットの緩さですね。
リングカットが浅目で太いのでカットとしてはかなり緩いです。
乾燥肌の人は結構滑ってしまうかも、という感想を抱きました。
私は冬になると指先が乾燥してしまうタイプの人間なので、ハンドクリーム欲しいですね。
手が乾燥気味、という人はアサシンは微妙かもしれません。
まとめ:アサシンとダーツ初心者
以上、アサシンは本当にダーツ初心者にオススメできるのか?というお話でした。
実際に使ってみると、やはり長い間たくさんの人に支持されてきたバレルなんだなぁと納得することができました。
個人的にはグリップの3変化が楽しすぎたので、しばらくはアサシンで遊ぼうと思います。
ストレートばかり投げているストレート信者の方の方にも息抜きにいかがでしょうか?ではでは。