以前に動画でも紹介した、激安ハードダーツバレル「ボマーズ」。
ダーツコーナーで2500円で購入することができました。安すぎ!
ここまで安いと心配になってくるもの…。
最近ボマーズ君を投げ続けて仲良くなってきたのでレビューします。
ダーツブランドDesignaとは?
ボマーズはDesigna(デザイナ?)というブランドから発売されているバレルです。
Designa。聞いたことがない人も多いのではないでしょうか?
日本ではほとんど見かけないブランドですね。私もダーツコーナー以外で見たことがありません。
Designaは激安!
Designaのバレルはとにかく安い。
それっぽいバレルが有名ブランドの7割引くらいで入手することができます。
と言っても、質が悪いとかではありません。
むしろ海外の掲示板を見るとDesignaの品質の高さは評価されていました。
「良いバレルを安く買いたいならDesigna買っとけ!」とアドバイスをする方もチラホラ。
事実、ボマーズは80%タングステン配合。素材面でも妥協はありません。
その代わり、日本では考えられないコストカット方法をとっています。
パッケージがジップロック
なんとボマーズはジップロックに入って届きました。
普通パッケージって購入意欲を高めるためにもカッコいいデザインですよね。
それがジップロックって…笑
小さなジップロックに商品名の書いたシールが貼って到着。
シャフト・フライトも付属していません。なんとも大胆なコストカットです。
カットがシンプル
カットはシンプルかつ最低限。これもコストを抑えるためでしょう。
もちろん、新世代カットは無しです。ピクセルカット、多面カット…ほぼありません。
基本的には
- リングカット
- シャークカット
- ダイアモンドカット
のような昔からあるカットで構成されています。
最新カットを愛用している人からすると地味な印象になりますね。
Designaボマーズレビュー
ここからはボマーズのレビューです。
2500円の謎ブランドバレル…。果たして出来はどうなのでしょうか。
重量誤差チェック
まずは恒例の重さチェック。
海外性のバレルはバレルの重さにバラつきがあると報告されています。
ただ、最近のバレルは精度が上がっているとも言われています。どうなんでしょうね?
ともかく私はバレルを買ったら重さを計るようにしています。
ボマーズの公式表記は22g。さてどうかな。
計ってみると
- 22.10g
- 22.13g
- 22.16g
全然問題なし!最大の相対誤差が0.73%。
これくらいの差なら投げていて違和感を感じることもないでしょう。
激安バレルも品質上がっているのかも。
ボマーズのスペック
ボマーズのスペックは以下の通り。
ボマーズペック | |
長さ | 38.1mm |
重さ | 22g |
形状 | 砲弾 |
タングステン | 80% |
22gの重量級砲弾バレルです。なかなか珍しいですよね。
ピーターマンレーとジョンローの名作バレルをイメージして買ってみましたが、近いものを感じます。
特にジョンローには似ていますね。格安ジョンローとでも言っておきましょう。
ボマーズのカット
カットは至ってシンプル。
2mm幅の太めリングカットが6本入っているだけです。
太めなので、カットのかかりは緩いです。使い込んでもすり減るということがほとんどなさそうなので、超長持ちしそう。
カットの感想ですが、特に不満はありません。
カットの少なさと緩さに最初は戸惑いましたが、砲弾バレルはカットで投げることよりも、形状で投げることが大切です。
先端の膨らみを活かして投げるのでカットはあんまり関係なし。
むしろカットに頼ることができないので、砲弾バレルの良い練習になるかな。
ポイントが意外と良い!
ハードダーツで見落としがちなのが、スティールポイントです。
ポイントなんてどれも同じだと思ったら大違い!
実はハードバレルはポイントの出来によって、投げやすさが全然変わります。
激安バレルのポイントは手抜きが多い。安い物を使ってコストカットを図ってくるんですね。
そんなスカスカな軽いポイントでは刺さり心地や飛びにも悪い影響を与えます。
玄人になるとポイントを交換するという手もありますが、専用器具が必要でハードルが高い。
専門店に依頼することもできますが、意外と費用がかかってしまって、せっかく激安でバレルを買ったことが無駄になってしまうことも。
最初から付属しているポイントの質が良いことに越したことはありません。
そんな中、Designaのポイントはかなり良いと感じました。
重さも適度に感じられるポイントで、長さもちょうど良い。
そして、表面の加工が絶妙でした。漆を塗ったようなヌルッとした質感。
この質感のおかげでボードへの刺さりがすこぶる良好です。
バレルの重さも相まってボードへドスドス刺さるのが気持ちいい。
ボマーズを投げた感想
正直、ボマーズを最初投げた時はどうしようかと思いました。
実は私は砲弾系バレルをソフトを含めても投げ込んだことがありません。
そもそもトルピードバレルもしっかり投げ込んだバレルはサモラくらい。
そんな私が初砲弾&ハードダーツだったわけですから見事なまでのノーコンっぷりを発揮しました。練習のために犠牲になった壁に黙祷…!
ただ、慣れてくると投げられるものですね。
ストレートバレルと違って、抜いて投げるというよりは手首のスナップを使って前へ飛ばすイメージでうまく飛ぶようになりました。
まだまだ改善の余地がありますが、やっと501でアベレージ50以上を安定して出せるようになったので一安心。とりあえず60を目指します。
ちなみに、ボマーズでも180は普通に出ます。
私の実力が足りなくてまだ2回しか出ていませんが、砲弾型だから180は出ない!ということはないので安心してください。
ハードで砲弾型を使うのはアリか?
ハードダーツで砲弾型バレルを使うのは異端です。
ハード選手はびっくりするほどストレート愛用者が多いんですよね。
実際に砲弾型を投げていると、不利だなぁと思うことも多々ありました。
太いのでトリプルに入ってしまうとターゲットを目視しながら投げるのが難しいです。
あと、スタッキングするときに、不規則な弾かれ方をすることがありました。
砲弾型バレルを使うメリット
では、砲弾型がナシなのか?と聞かれるとそうとは言い切れません。
力強く刺さる砲弾型は投げていて純粋に楽しいです。
刺さり方もストレートバレルを使っていた時とも変化します。
私はストレートバレルを投げるとボードに対して上向きに刺さります。表抜きとでも言っておきましょうか。
しかし、砲弾型を使うとボードに対して下向きに刺さります。
極力同じ投げ方のはずなのにバレル形状(重量配分)が変わるだけで刺さり方がここまで大きく変わるのは面白いですよね。
刺さり方によってターゲットの狙い方も変わってくるので、好きな方を選べば良いと思います。
今の刺さり方に不満がある人は砲弾型を使うと新しい発見があるかも。
私はこの刺さり方が新鮮で楽しいのでもう少しボマーズを投げます。
まとめ:Designaボマーズ
色々と伝えたいことが多い内容になりましたが、まとめると
- Designaは良ブランド
- ボマーズはジョンロー似で投げていて楽しい
- 砲弾形状でハードダーツは新発見があるかも
この3点が特に伝えたいことですね。是非参考にしてみてください
↓ダーツコーナー公式サイト