ダーツをやっていると自然に長さ・距離関係は覚えていくものですね。
私も特別努力をしたわけではありませんが色々な長さが頭の中に入っています。
と言うわけで、今回は
- スローラインの距離
- ダーツボードの大きさ
- ダーツボードの各パーツの大きさ
とダーツに関する長さを徹底的にまとめていきます。
他にはそれぞれの長さに関するコラムもまとめましたので、これであなたもダーツ長さ博士です!
スローラインの距離
最も知りたい人が多いであろう情報。家投げ環境を作る上で大切になってきます。
とりあえずダーツァーたるもの三角形の底辺と高さくらい頭に入れておきましょう。
斜めは三平方の定理で導き出せるぞ!
覚えられない人は
人並み(173)に(2)失神(44)
と言うクソ語呂合わせで覚えてください。
図のカッコはハードダーツ用の距離です。
最近は日本でもハードダーツが流行の兆しを見せているので余裕がある人は覚えておくと役に立つかも。
覚えられない人は
人並み(173)に(2)皆(37)
と覚えましょう。
え?さっきよりも覚えにくい?代案募集中です。
ハードダーツはボード自体が小さい分、スロー距離も短いです。
ボードまでの距離が7cm違うのは結構大きな違い。
ソフトダーツに慣れている人がハードダーツを投げると力の加減が分からずに上に飛んでいくことが多々発生します。
コラム:家投げはぴったり距離にするか?
家投げ環境を作る際にはスローラインの距離やダーツボードの高さってどうしていますか?
ぴったりにするのが正解のようですが、微妙に変えるのもありかなと思っています。
家投げでは裸足で投げる人も多いでしょう。しかし、外では靴を履いて投げますよね。
靴の厚さを考慮すると少しだけ家では低く設置するのは良いかもしれません。
実際、私は一時期1.5cmボードを意図的に下げていました。
これは普段ダーツを投げに行くときの靴の厚さを考慮してです。
ご自身で判断してベストな高さを見つけてみてください。
ダーツボードの大きさ
ソフトボードとハードボードの大きさが違うのは有名な話です。
では、実際にどれほど違うのでしょうか?
公式のサイズは
- ソフトボードは直径が15.5インチ
- ハードボードは直径が13.2インチ
です。
インチは日本人には馴染みがないのでcm単位に直すと
- ソフトボードが39.37cm
- ハードボードが33.528cm
流石はイギリス発祥のスポーツ。
インチを基準に考えているので、cm単位ではすこぶる分かりにくいですね。
コラム:スローライン距離との相関性
ソフトボードとハードボードの直径は約6cm違います。
これは先ほどのスローラインの距離と相関性がありますよね。(スローラインは7cm違う)
ソフトダーツが最初に考案されたとき、スローラインの距離はハードダーツと同じだったそうな。
しかし、それではソフトダーツが簡単すぎる!という意見があって距離を直径の差分長くしたらしいです。
ダーツボードの大きさ改
さらに詳しくボードの長さを測っていきましょう。
私が実際に持っているボードを使います。メジャーで測ったので多少の誤差は勘弁!
ソフトダーツボード大きさ
ソフトダーツボード代表はダーツライブ200S。
ダーツライブの公式ボードなので、大きさはきっちり作られているハズ。
ハードダーツボード大きさ
ハードダーツボードの代表はダイナスティーのハードボード。
リーズナブルで評判の良いハードボードですが、大きさは正確に作られていました。
これだけの長さを測れば、円周や面積も求められます。
実験<パーツごとの比率>
- ハードボードの大きさは13.2インチ
- ソフトボードの大きさは15.5インチ
では、それぞれのパーツの大きさも13.2:15.5。つまり1:1.174になるハズです。
ということで、それぞれのパーツの比を求めてみました。
ソフト(ハードを1とする) | |
直径 | 1.174 |
インブル | 1.286 |
アウターブル | 1.333 |
シングル(内) | 1.038 |
トリプル | 1.8 |
シングル(外) | 0.9815 |
ダブル | 1.9 |
ちょっと面白い結果に。
ブルはハードに比べて少し大きめに作られていることが分かります。
そして一番の特徴はトリプルとダブルの大きさ!
ソフトはハードに比べて圧倒的にトリプルとダブルが大きいです。
どおりでハードダーツが難しいわけよ…。
まとめ:ダーツの距離と長さ
以上が、ダーツの距離と長さのお話でした。
普通は考えないような踏み込んだ内容いかがだったでしょうか?
他にも、〇〇の長さを測ってみて!などの要請がありましたらコメントください。ではでは!