前々から気になっていたダーツライブ3。
軽く投げたことはあったものの、投げ込んだことはありませんでした。
設置店も少なく、投げ放題の店も少ないですから…。
しかし、奇跡的にダーツライブ3の投げ放題を獲得して思う存分投げてきたので、現状のダーツライブ3の感想、ゲームについてちょっと詳しくレビューしたいと思います。
ダーツライブ3投げ放題を楽しんだお店は以前紹介したサイバック中野サンプラザ店です。このお店は常時ダーツライブ3が投げ放題!なかなか貴重なお店です。
ダーツライブ3はどんな感じ??
ダーツライブ3を実際に見るとこんな感じです。(光の反射ひどくてごめんなさい)
なかなか近未来チックなデザインですね。何というかゲーミングPCに見える…。
サイズ感としては若干ダーツライブ2よりも大きい感じがしました。
ダーツライブ3の新機能について
ダーツライブ3にはダーツライブ2には無い新機能が盛りだくさん!
それらの新機能を紹介するとともに、実際に使ってみた感想などをレビューさせていただきます!
ライブビュー
大画面&高画質で自分のスローを見ることができる機能です。
投げてみてビックリ。思った以上に高画質。指の動きまで鮮明にとらえています。
真正面からの自分のスロー動画ってなかなら撮れませんから、スロー研究にも使える良い機能だと思います。
フルビットセンサー
ダーツライブ3の目玉機能でしょう。
フルビットセンサーはドット単位でダーツが刺さった場所をとらえることができる機能です。
同じブルでもインナーよりのブルなのか、ギリギリのブルなのかをしっかりと認識します。
驚いたのはその精度。2時間近く投げましたが、一度も変な判定になったりしませんでした。
フルビットセンサーがあることで新しいゲーム(センターカウントアップ)やコークの自動判定など面白いことがいろいろできます。(ゲーム紹介で詳しく説明します!)
カウントアップではこんな感じにドットで刺さったところが分かります。ものすごい高精度!!
ただ、どうなんでしょうね。私が投げたダーツライブ3はまだまだ新品同様。
これからいろんな人に投げられることでセグメントやセンサーは劣化していくことでしょう。
どれほどの耐久度なのか、そして劣化したセグメントでは高精度で判定してくれるのか?
ちょっと気になります。まぁ、この疑問はダーツライブ3が普及すれば判明していくでしょう。
スマートオートチェンジ
個人的に一番感動したのが「スマート オート チェンジ機能」です。
何のことかと言いますと、ダーツを抜くと勝手に次のラウンドに進んでくれるのです。
今まではダーツを投げた後、ダーツを回収、チェンジボタンを押す。この流れでした。
しかし、この機能のおかげでチェンジボタンを押さなくても次に進んでくれるんですねぇ。
最初は今までのくせでダーツを抜いた後、チェンジボタンを探してしまいました(笑)
長年ソフトダーツをやってきた人には戸惑いがあるかもしれません。ただ、明らかに便利な機能です。
精度も素晴らしく、しっかりと三本のダーツを抜かないと次のラウンドに進みません。素晴らしい!!これは超高評価!!
タッチパネル
最近何でもタッチパネルにしたがるこの風潮。ついにダーツライブまでタッチパネルになってしまいました。綺麗な画面に直感的なタッチ操作。
私的にはダーツライブ2のボタン×4+チェンジボタンのアナログチックな操作も好きでした。
ただ、これからダーツ人口を増やそうと思ったらタッチパネル導入はナイスな施策でしょう。
昔のボタン操作って慣れると非常にやりやすいんですが、初心者に優しくないですからね。「これ、どうやって操作するの?」と何度聞かれたことか。
そういった意味ではタッチパネル導入は良いですね。操作感もなかなかでした。
クリアLEDボード
ボードのLEDも一新されましたね。
全体的に明るく、トリプルとダブルのセグメントは濃い赤色LEDと青色LEDになりました。
視認性は良くなったのですが、問題はその明るさ。結構眩しいです。
これは暗いお店とかに設置すると目が疲れそうだなぁ。
LEDの明るさ調整機能とかあればいいんですけど。
スタンディングナビ
ダーツボードの下に謎の溝があります。これはスタンディングナビという機能。
自分がダーツボードに対して真っ直ぐに立てているのか、どの位置に立っているのかが分かる機能です。
何というか説明が難しい…。
過去記事のサイトライトに近い働きをします。
個人的には結構ありがたい機能ですね。最近はスタンスに注意して練習しているので尚更便利でした。
スピードインディケーション
ダーツライブ3が稼働する前から話題になっていた「スピード測定機能」です。
ダーツライブ3に埋め込まれたスピードガンでダーツの矢速を測定してくれます。
矢速、意識したことが無かったのですが、この機能のおかげで自分のダーツの飛びに関する指標が一つ増えたかなと。
ダーツの飛びの再現性を高めるためにもスピードはなるべく一定にするのが望ましいでしょう。「矢速を一定にする」という練習が一つ増えそうです。
ちなみに私の矢速は平均19㎞/hほどでした。これは早いんだか遅いんだか。
あと、スピードインディケーション機能導入で話題になっていた「ダーツボードぶち壊し防止対策」もキッチリとされていました。
このスピード計測機能はダーツライブ有料会員しか使えないそうです。よかった。
調子に乗った中高大学生が「よーし!!今から一番速くダーツ投げれた人が勝ちな!!」みたいなクソゲー大会を開催し、野球投げからのダーツボード破壊という惨劇を防げます。
こういうハイテク機能はダーツを真面目に練習したい人にこそ使ってもらいたいですからね。
ダーツライブ3は発展途上中!グローバルマッチはまだ未実装
ダーツライブ3はまだまだ開発途上なのです。
例えば、オンライン対戦(グローバルマッチ)やパーティーゲームは2018年9月現在、まだ未実装です。
追記:発売から1年が経過し、やっとオンラインで遊べるように…!
しかしまだまだβ版。早く、完全版にしてくれー!
今遊べるゲームは
- 01ゲーム(301 501 701 1101 1501)
- スタンダードクリケット
- カウントアップ
- センターカウントアップ
- スキルチェック
- マッチ
主にできるのはこのゲームたち。
基本的なゲームはそろっていますが、クリケットカウントアップなど重要なゲームが無いのが痛かったですね。
現時点で出来るゲームも一通り試してきたので一つずつ感想をば。
01ゲーム
いつも通りの01って感じでした。
3投すると得点を英語で言ってくれるのがなんか嬉しいです。
80点だと「エイティー!!」。81点だと「エイティーワン!!」。
1つずつの数字にアフレコしたんですかね?(音声は合成だったかな?)
とりあえずいつも通りの01ゲームが楽しめます。
スタンダードクリケット
コチラもダーツライブ2とあまり変わりがありませんが、一つだけ気になったことが。
ダーツボード全体が白っぽい光で点灯するのに対してクリケットナンバーも黄色っぽく光るんです。
ちょっと見ずらい…。どこが光っているんだか分かりずらい…。慣れるまで時間がかかりそうです。
カウントアップ
01とほぼ同じ感想ですね。普通のカウントアップ。ただ、01と違って点数の読み上げはしてくれません。
読み上げされたら流石にうるさいと思うんでナイス調整かな。
センターカウントアップ
フルビットセンサーを思う存分使うのがこの「センターカウントアップ」というゲーム。
真ん中に近いほど高得点といういかにもダーツっぽいゲームです。
インナーブルで600点。アウターブルで500点です。
そしてブルから1ビットズレたりすると480点。結構良心的ですよね。
ただ、大きく外れると20点とかになります(笑)
センターカウントアップ中はダーツボードが青く光ります。これまた目に優しくない!(笑)
ちなみに私の最高得点は10000点ちょっと。高いんだか低いんだか分かりませんね。
真ん中にきっちりとグルーピング良く投げ続けられれば比較的簡単に1万点行く感じですかね。
センターカウントアップは多人数でやるとなかなか楽しいのではないでしょうか。真ん中を狙う、という非常にダーツらしいゲームが楽しめます。初心者も楽しめるでしょうね。
スキルチェック
非常に気になっていたゲームの一つです。
自分のダーツの弱点を把握にも使えそうなスキルチェック。
とどのつまりダーツ検定とでも言いましょうか。
ラウンドは全8ラウンド。それぞれに課題があります。課題内容はこんな感じ。
- スピード(3投とも同じスピードで投げよ!)
- グルーピング(1投目のダーツに集まらせよ!)
- 横ブレ(20 ブル 3 の縦のライン内に投げよ!)
- 縦ブレ(11 ブル 6 の横のライン内に投げよ!)
- 1ターゲットLOW(3トリプル周辺を狙え!)
- 1ターゲットHIGH(20トリプル周辺を狙え!)
- 3ターゲット(20トリプル 16トリプル 15トリプルに一つずつ投げろ!)
- 3スキル(3投とも同じ速さでブルを狙え)
とりあえずブルを狙うスキル、トリプルを狙うスキルが求められますね。そして3投とも同じスピードで投げられているかが重要になってきます。この同じスピードって言うのが難しい…。今まで意識したことなかったですからね。
8つの課題が終わったら最後に点数に応じて評価してくれます。
Cクラス~SAクラスだったかな?フライトとはちょっと違うのでご注意!(笑)
ちなみに私はこんな感じ。AAクラス。
これまた凄いのか凄くないのか分かんないっすね。
ダーツのウォーミングアップにも使えそうなgoodなゲームだと感じました。
マッチ
オンラインにはまだ対応していませんが、対人戦としてマッチ戦は楽しむことができます。
私も隣で投げている方に付き合ってもらってマッチ戦をやってみました。(本当に感謝です)
基本的には先ほどの01とクリケットと変わりません。
ただ、先攻後攻を決めるコークが自動になりました!
これまたフルビットセンサーを活かした素晴らしい新要素。
ダーツライブ2までは手動でしたからね。これが自動になってくれるのはありがたい。
精度ももちろんバッチリでしたよ。
以上、現状のゲームの紹介でした。
ダーツ祭り2018では新しいパーティーゲームの紹介もありましたからね、そのうちアップデートされてくれることでしょう。
個人的にはクリケットカウントアップとオンライン対戦が一刻も早く欲しいところ。お願いしますよ!ダーツライブ3さん!
ダーツライブ3は是非友達と一緒に!
まだまだ発展途上のダーツライブ3ですが、新たな新定番になりそうな予感。
ダーツライブさんはこれからダーツライブ3をどのように広げていこうと考えているんでしょうかね?とにかく、これからのダーツライブ3に期待が止まりません。
気になっている方は是非ともダーツライブ3を投げに行ってみてはいかがでしょうか…??
おすすめはダーツ友達と一緒に遊ぶのが楽しいでしょう。グローバルマッチもまだ未実装なので一人だと案外退屈かもしれません。
友達と投げるときっとメチャクチャ楽しいですよ!特にセンターカウントアップとか熱い!!ダーツライブ3をお試しするときは是非ダーツ友達とご一緒で!!
ダーツライブ3のライバルとも言える「フェニックスX」を投げてきました。
全く違う方向へ進化していったライブとフェニックス。流行るのはどっちだ…!?