あまりにも当たり前なこと。けど、意外とできていない。
それが「ターゲットをよく見てダーツを投げる」ということです。
ターゲットをよく見るというのはダーツを狙ったところに飛ばす上で大切なスキル。
今日はそんな当たり前の「ターゲットをガン見」について。
ローレンスイラガンは逸らさない
先日に紹介した「ローレンスイラガン」。彼の大逆転劇を見ていました。
THE WORLD 2013 GRAND FINAL -DIGEST-
4:00~のスティーブンバンティングとの熱い試合。
クリケットで圧倒的に不利な状況から、イラガンは極限の集中力でブラックを決めそのまま逆転勝利。粘り強く戦ったイラガン。彼の良さが詰まった試合です。
非常に大切な場面だったので、いつもは早投げのイラガンも一呼吸も二呼吸もおいてから投げるシーンが印象的でした。
そんなイラガン を見ていて気づいたことがあります。
イラガン、ターゲットめちゃくちゃガン見しているじゃん!
ダーツを構えている時はもちろん、ネジのまき直しで一度スローラインから離れるときも、ユニフォームの袖を捲るクセのときも「怖いくらいにターゲットをガン見」しているのです。
ターゲットを直接指で刺す動作も見受けられました。(ターゲットへの意識づけ?)
そして、ダーツが手から離れた後も、そのままガン見。彼の眼差しに迷いなんてありません。
フィルテイラーが語るガン見の大切さ
以前視聴した、フィルテイラーのDVD。
このDVDでもフィルテイラーがガン見をする事の大切さを説いていました。
「私は絶対にターゲットから目を離したりはしません。対戦相手が投げているときも後ろからターゲットをじっと見ていますよ。」ということを言っていました。
言われてみれば、世界のトッププレーヤーも日本のトッププレーヤーも本当にターゲットから目を逸らしたりしません。
ダーツを構えて、投げるまで、怖いくらいにターゲットを見ています。
もしかして、ガン見ってものすごく大切なスキル…??
実験「ガン見ダーツ」の効果はいかに?
もしかしたら、ターゲットをガン見することで狙う力は大きく変わってくるのではないか?と思い私もイラガンの真似をしてターゲットを怖いくらいにガン見して見ることに。
これでもか!というくらいのガン見、ドライアイになるくらいのガン見、頭の血管が切れそうになるくらいのガン見をしてダーツを投げてみました。
…。めちゃくちゃ入るね、これ。
すごいです。いつも自分じゃないようにブルに吸い込まれ行くダーツたち。
確かにものすごい効果。これはやらないと勿体ない。
ただし、クソ疲れます。
私が慣れていない事もあるのでしょうが、本当に疲れます。
疲れた、と思いガン見を緩めた瞬間にいつもの自分に戻ってしまいます。
これは日々の鍛錬が必要ですねぇ。ガン見するスキルと集中力は比例関係にあるので、集中力を鍛える必要もありますね。これからの課題かな。
ガン見の方法。シンプソンズになれ!
せっかくなので、私のガン見法の方法を載せておきます。
手順1:
まずは目を見開きましょう。
いつもポケモンのタケシのような目をしている私ですが、ガン見ダーツのときはめちゃくちゃ開けます。
イメージはシンプソンズでしょう。このくらい開けましょう。
手順2:
シンプソンズeyeで狙うべきターゲットをガン見します。
手順3:
ダーツを投げる。ダーツを投げた後も、ターゲットから目を逸らさないようにしてください。
万一にもダーツがターゲットから外れた方向に飛んで行っても、ターゲットから目を離さない。これが大切です。
ターゲットからは目を逸らさない
過去に自動車学校でも言われました。
「人間って、目で見つめているものに突っ込んで行く習性があるんだよ。歩行者に気をつけようと歩行者を見ていると、自然と歩行者に突っ込んで行ってしまうよ。」と。
逆に言うと、見つめている先に自然とダーツが集まるってことじゃないですか?
投げ終わった後も一生懸命ターゲットを見ましょう。不思議とダーツはターゲットに向かって行くのです。
ターゲットガン見で一つ上のランクを目指せ!
以上、驚くほど入るけど、驚くほど疲れる「ガン見ダーツ」でした。
ターゲットをよく見ることは逆に集中力を引き出すのにも使えるテクニック。
日頃から練習して、いざという時にも使えるような技術にしたいと思います。
なんとなくダーツを投げているあなた!一度、頭の血管が切れるくらいガン見してダーツを投げてみてはいかがでしょうか?
疲れますけど、得るものがあるかもしれません!