TRINIDADからまた面白そうなバレルが発売されますね。
山田勇樹選手モデル「ゴメスtype9」の軽量化版!!
現在ゴメスtype9を使っている私として非常に気になってる商品であります。
ゴメス9の詳しいレビューはこちらからどうぞ↓今回はそんなゴメス9(軽量版)についてのお話。
ゴメス9(軽量版)のスペック
ゴメス9(軽量版)はちょっとゴロが悪いですし長いので以下から新ゴメス9としましょう。
新ゴメス9のスペックはこんな感じ。
- タングステン90%
- 最大径6.5㎜
- 全長55㎜
- 重さ20ℊ
なんと旧ゴメスと比べると重さ以外は全く同じようにできているのです。
これってすごいですよね。最大径、長さを変えずに2.7ℊの軽量化。
しかもカットに至るまで旧ゴメス9と同じという…。
タングステン比率を95%→90%に落とすことで軽量化を図ったのですね。
はて、新ゴメス9は一体何のために作られたバレルなのでしょうか?
アップと調整用に作られた新ゴメス!!
TRINIDADさんによると
「投げ始めに体の力みを取るアップ用・ダーツが下に落ちると感じた時の調整用として、山田勇樹が実際に使用してきた20gモデルが商品化。」
だそうです。
なるほど、やんま~は新ゴメス9をアップに使っていたのですね。そのため、旧ゴメスと全く同じ長さ、最大径、カットにこだわったという訳ですか。あくまで試合で使うのは旧ゴメスで新ゴメスはアップや練習用ということでしょう。
なぜこのような使い分けをするかというと「旧ゴメス9」がぶっちゃけ重すぎるからなんでしょうね。
ハードダーツではバレルは重ければ重いほど有利と言われています(もちろん限度はあるけどね)。
重い方がスタッキング時に弾かれにくくなったり、ハードダーツボードに対する刺さりが良くなったりするのです。
こんなハードダーツにも対応できるように旧ゴメスは重く重く作られたのです。
旧ゴメスはソフトダーツに向いていない??
私自身、旧ゴメス9の重さは良く感じています。
重い。とにかく重い。まるで鉄の塊を投げているよう。
私の場合はハードダーツも好きでハードダーツに合わせてソフトダーツバレルも重いものにしたいという経緯がありました。そのため旧ゴメス9には満足していますし、このまま使い続けたいと思います。
しかし、ソフトダーツをメインに投げる人に旧ゴメス9の重さは必要なのかという話。
バレルが重いことによるメリットは先ほども言った通り
- グルーピングに有利
- シッカリと刺さる
この二点。驚くほどソフトダーツに関係ねぇ!!もちろん軽すぎるバレルは安定しにくいのである程度の重さは必要ですが旧ゴメスの重さ22.7ℊが必要かと言われると…。
ソフトダーツに最適化!新ゴメス9
こんなところに舞い降りた新ゴメス9。非常にうまい商品だなぁと感心してしまいます。ソフトダーツメインの人をかっさらっていこうそんな作戦でしょうか。
ゴメス9のカット、長さは確かによく考えられた至高のストレートバレルと言えます。これをソフトダーツメインの人でも使いやすくリメイクしたのが新ゴメス9と言えます。
やんま~はアップや調整用に使っていると言っていますけど、ソフトダーツメインの人はメインバレルとしてお迎えしても問題ないでしょう。
旧ゴメス9の圧倒的重さに躊躇してしまった人も新ゴメス9なら案外投げやすいかもしれません。
ストレートバレル好きは是非とも投げてみるべきバレルだと思います。
面白いバレルだなぁ。この新ゴメス9でストレートバレル信者が増えることを祈って…。