皆さんはコンバージョンポイントを何を使っているでしょうか?
コンバージョンポイントなんてスティールダーツを買ってしまったら必要ない。
スティールダーツを買うまでのつなぎ。そんな風に思っていた時期が私にもありました。
そんな常識を覆してくれたアイテムがあります。それこそがLスタイルの「ハードリップ」です。今回はそんなハードリップのレビューをば。
エルスタイル「ハードリップ」とは?
ハードリップはLスタイルのコンバージョンポイント。
一番の特徴は軽さです。
メタルカーボンを使用しており、コンバージョンポイントの中ではダントツの軽さ。
ソフトダーツチップと大差ない重さを実現したコンバージョンなのです。
実際に重さを計ってみるとこんな感じ。
リップポイント | ハードリップ(S) | ハードリップ(L) |
0.29g | 0.29g | 0.32g |
ショートサイズならリップポイントと同じ重さ。ロングサイズでもこの重さ。軽いですね〜。
どんなバレルとの相性もOK!?
コンバージョンポイントってバレルとの相性があったりします。
うまくハマらなかったり、最後までネジを締められなかったり…。
しかし、ハードリップは問題なさそうですね。これはメタルカーボンという素材のおかげなのか、はたまたLスタイルの加工精度が高いのか。
とにかく、手持ちのバレル全てに付けてみましたが問題ありませんでした。
刺さり心地
コンバージョン本体はサラサラとして表面加工がされていて、触ると心地良いですね。
滑りにくいので、チップに指をかける人にも使い易いと思います。
ただ、サラサラ加工のせいか、使い始めはハードボードにしっかりと刺さりすぎて抜きづらかったです。
これは30分くらい投げて馴染ませると刺さりやすく抜きやすくなりました。
ハードリップを実際に使ってみた
使ってみるとこれが面白いんですわ。
私はハードダーツボードを買うと同時にスティールダーツも買いました。
そのため、私にとってハードダーツボードに投げるのはスティールダーツが当然だったわけです。
ハードリップを付けたバレルはソフトダーツと同じ感覚で投げることができます。
まるでハードボードにソフトダーツを投げているような感覚。なんというか罪悪感がありましたね(笑)
ハードリップを使うと上手くなる!?
最初こそ戸惑ったものの、慣れてくるとハードダーツが上手くなったような気がしてきます。
スティールダーツで投げているよりもT20によく入る……。特にチェックアウトが上手い……。
いつもなら10ゲームほど投げると1ラウンドのアベレージが50点とかなんですが、ハードリップを付けると60点ほど。おいおい、なんか上手くなったぞ。
それもそのはず。私はハードダーツよりもソフトダーツをたくさん練習してきた経験があります。
ソフトダーツの方が使いこなせる。ただそれだけの話です。
もちろん、専用のスティールダーツで投げるのは楽しいですし、練習する価値はあると思います。
ただ、マジで勝ちたいハードの試合はハードリップを付けた愛用バレルを使った方が合理的かもしれません。
耐久度
ハードリップの弱点として指摘されるのは耐久度です。
メタルカーボンの特性上、投げているうちにハードリップの先がどんどん丸くなり、最終的には短くなってしまいます。
練習量にもよるでしょうが、正直耐久度は期待できませんね。
魔法のコンバージョン
以上、ハードリップのレビューでした。
ハードダーツを初めてやる、という人にはもちろんオススメできます。
加えて、すでにスティールダーツを持っているけど、普段はソフトばかり投げているという人は持っておく価値があるかと。
私はハードダーツで本気で勝たなきゃいけない時は、スティールダーツを捨ててハードリップ+愛用バレルで戦うかもしれません。
そのくらい衝撃なコンバージョンポイントでした。是非お試しアレ。