ハウスダーツとはお店で貸してくれるようなダーツのことを指します。
この記事では
- ハウスダーツとマイダーツの違い
- ハウスダーツの規格
についてお話ししていきます。では行ってみましょう!
ハウスダーツとマイダーツの違い
お店で貸してくれるハウスダーツとマイダーツには違いがあります。
大きな違いは3つあります。
- 素材
- 規格
- フライト
一つずつ解説していきましょう。
ハウスダーツの素材
マイダーツにはタングステン、ハウスダーツには真鍮(ブラス)が使われいるのが主になっています。
マイダーツで使われる素材は現在「タングステン」が主流です。
タングステンは比重が大きく、硬く頑丈なのが特徴の金属です。
基本的には細く重いダーツを作りたいタングステンが重宝されているというわけですね。
ただし、タングステンは高価な素材。日本で販売されているタングステンダーツは1セット5000円〜10000円という値段がします。
客に貸し出しをするハウスダーツでタングステンを使うわけにはいきません。
ということで、ハウスダーツにはブラス(真鍮)が使われています。
真鍮(ブラス)とは
ブラスは銅と亜鉛の合金で安価で金色が綺麗な金属です。身近なものだと5円玉ですね。
デメリットとしては
- 比重が軽い
- 耐久度が弱い
- すぐに錆びる
- 手が臭くなる
などなどデメリットのてんこ盛り。安さに全振りな素材なのです。
しかも安さを求めるため、バレル上のカット(バレルに刻まれた滑り止め加工)も手抜きのゆるゆる仕様です。
そのため、ハウスダーツはマイダーツと比べて
- 軽い
- 短く太い
- カットが緩い
という3つの特徴があります。
規格の違い
ハウスダーツとマイダーツではネジの規格が違うことをご存知でしょうか?
一般的なダーツの規格は2BAと言われるものです。
現在ほとんどのマイダーツが2BAという規格で作られています。
一方でハウスダーツは1/4という規格になっています。
二つの規格の違いはネジの大きさ。1/4のネジは2BAに比べて太いのです。
これはチップがより折れにくくなるための工夫ですね。ハウスダーツの太さを利用した施策ともいえるでしょう。
フライトの違い
ハウスダーツではシャフトとフライトは一体型になっています。
一体型にすることで、フライトとシャフトの分離を防ぐことが出来、初心者でもストレスなくダーツができます。
一体型のフライトといえばコンドルフライトが有名ですが、こちらと比べると重く分厚く硬い。より一層壊れにくいように工夫されています。
バレルは軽く、フライトは重いのでバランスが悪いんですよね〜。
ハウスダーツでは上手く投げられないけど、マイダーツにすると綺麗に飛ぶようになったというのはよく聞く話。
ちなみにハウスダーツの一体型フライトに近いのは「シームレス」という一体型フライト。
ハウスダーツ用のフライトが好きで、マイダーツにも使ってみたいと思っている人はこちらを購入すると良いでしょう。
まとめ: ハウスダーツの規格
以上がハウスダーツとマイダーツの違いになっています。
特に規格が違うのは覚えておくと良いでしょう。
マイダーツのチップが折れてしまったから、ハウスダーツから拝借ということもできませんのでご注意ください(経験済み笑)
ハウスダーツである程度のレベルまでは達成できると思いますが、ガチでダーツに挑戦する気があるのでしたら早めにマイダーツを用意することをおすすめしますよ〜。