先日、私がダーツをやってきて「伸び悩み・レーティングの壁」を感じたことはありますか?という質問をいただきました。
この手の質問が意外と多いので、今回はこの場を借りて
- 私が今まで体験してきた伸び悩み
- 伸び悩みをどのようにして乗り越えたか
というお話をさせていただこうと思います。
ただの私の体験談なので、参考になるかどうかは不明ですが何かのお役にたてれば。
伸び悩みを感じた瞬間
私が伸び悩みを感じたタイミングは2つあります。
本当はもっと細かく悩んでいるんですが、キツイなぁ…と思ったのは2回です。
- AフライトからAAフライト
- AAフライトからSAフライト(現在進行形)
私はぶっちゃけ、Aフライト以前は伸び悩みは感じませんでした。
ダーツライブのRt.9でちょっと止まったかな?という程度。
別にセンスが抜群に良かったとかではなくて、練習量とダーツに出会ったタイミングたまたま良かっただけなんですけどね。参照:4ヶ月でAフライトになれた理由を考察
AフライトからAAフライト
私が実際にスランプを感じ、解決できた一つのサンプルがAフライトからAAフライトの間です。
Aフライトには4ヶ月という短期間でなることが出来たので、調子に乗っていたのですがAAフライトまでの道のりはキツかった思い出があります。
練習量に対して伸びる量が少なすぎるどころか、練習しても下手になってしまうことも経験しました。
ダーツに限らず真面目に練習しても下手になる、裏目に出るという不条理はよくあることです。
しかし、私は部活にしろ勉強にしろ真面目に物事に打ち込んでいた経験は皆無です。
そのような不条理は完全に初めての経験でした。そのため、非常にイライラしていたと思います(笑)
それでも1年以上ダーツから逃げずに練習を続けていたのは本当に謎。きっと心の底からダーツが好きだったのでしょうね。
AAフライトになれたキッカケ
では、どのようにしてAフライトからAAフライトになることができたのか?というお話に移りましょう。
というか、今回はなぜ私がAAフライトになることができなかったのか?ということに焦点を当てた方が分かりやすそうです。
今思うと、当時の私から圧倒的に欠如していたものは「計画能力」です。
- ゴールを決める
- ゴールに対する現状の問題把握
- 問題を解決するためのアプローチ
- アプローチの方法、時間配分
何かを達成したいと考えた時は上記のようなプロセスを踏むと思います。
それに対して当時の私がしていたことといえば、「脳筋プレイ」です。
ひたすら時間をかけることで闇雲にゴールを目指していたと言うわけ。真逆ですね。
もちろん、時間をかけると言うのは大切です。土台を作ると言う意味でもある程度の時間をかけなくては何も為すことはできないでしょう。
ただ、時間だけを頼りに練習するのはあまりにも非効率的であると言わざるを得ないことは火を見るよりも明らかです。
私が計画能力持ち合わせていなかったことは言うならば自業自得。
なぜなら、この能力は本来なら人生のどこかで身につくはずの能力だからです。
部活でも定期テストでも受験でも、何か目標を実現したい!と思ったときに勝手に養われるはずのスキルです。
ただ、私は今までの人生のらりくらりと生きてきたので目的意識なんぞ持って行動したことなんてありませんし、何か達成したい熱い思いがあったわけでもありません。
そのせいで私は計画能力の大切さを気づくのはAフライトになってから1年以上ダーツを練習してきてからです。大学3年秋。なんとも遅すぎる開花でした。
まぁ、これに関してはダーツに感謝していますがね。ダーツに出会っていなかったら計画の大切さをいまだに分からず、歳を重ねてしまうところでした。
と、話がズレましたが、私がAフライトからAAフライトの壁を乗り越えたのは「計画能力の大切さに気づくことができたから」と言えるでしょう。
ちなみに当時AAフライトになった時に書いた記事も載せておきます。
自分で言うのもなんですが、内容としてはかなり面白いです。今読み返しても面白い。というか、昔の方が面白くね?ああ、忌々しい。
AAフライトからSAフライト
こちらは現在進行形の伸び悩みです。
AAフライトになったは良いものの、AAとSAの間には大きすぎる壁があるように感じていました。練習時間をこれ以上伸ばしても日常生活に支障が出てしまいます。
さらにはモチベーションの低下もありました。
確かにSAフライトはすごい。かっこいい。せっかくならSAフライトになってみたいという思いもあります。
しかし、明確にSAフライトになる必然性を感じることが出来なくなっていました。
私は別にダーツプロになって食って行こうなんて考えはありません。
SAフライトという称号にそこまで執着できていない。それが問題でしょう。
そんな理由もあってSAフライトには今だになることが出来ていません。これが第二のスランプ?と言えます。
SAフライトになるための計画
SAフライトになるための解決策には一応アテがあります。
それは「3年かけて分かった|ダーツが上手くなる人・ならない人」という有料noteの内容です。
私の3年間の集大成のようなコンテンツ。大学の卒論よりも真面目に書きました。
思った以上の反響ぶりであっという間に300部が売れると言う奇跡をおこしました。
買って良かった、今までにない発想だったとお褒めの言葉をたくさんいただいています。
と鮮やかに広告をキメたところで話を戻しましょう。
このnoteに書いてある技術さえマスターすればSAフライトにはなれるという確信があります。
もちろんそれには再びダーツを1〜3ヶ月ほど真面目に毎日2時間以上練習する必要がありそうですが。
ただ、やるべきことが分かっているので案外気は楽だったり。
あとは時間をつくって自分のモチベーションを上げるだけです。
最近はやりたいことが色々あったりと忙しいのでそのうち余裕ができたらSAを奪い取りに行こうと思っています。
それまでは、最低限の練習でAAフライトをキープしておくのが望ましいですね。
キープに関しても先ほどの技術のおかげで練習を抑えてもAAフライトキープくらいは出来るようになりました。
今では
- 家練習毎日10分
- 1週間に1度外練習2時間
と言った軽いメニューでAAフライトをキープできていますからね。今の実力をキープしつつ、虎視淡々と好機が来るまで待とうと思います。
口先だけの男にはなりたくないので、そのうちSAには絶対になりたいところです。
まとめ:なよカエルのスランプ
以上、私のダーツにおけるスランプとその乗り越え方のお話でした。
イマイチ需要が分かりませんが、意外と聞かれるので記しておきました。
さて、解答になっているのでしょうかね?
スランプはダーツを真面目にやっている人なら必ず陥るのです。ずーと上手くなり続けるなんて不可能なんですから。
むしろ真面目にやっているからこそスランプになれるとも言えます。
スランプの乗り越え方は人それぞれだと思います。
- 練習量が足りないのか?
- 計画性が足りないのか?
- 知識が足りないのか?
etc…。
大切なのは客観的に自分を見て何が足りないのかを認識することなんですかね?
そんな考えることを含めてダーツの魅力なのかな〜と最近思ったりしてます。
ダーツが自分を成長させるための趣味になれば最高ですよね。