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ユニコーン【スリックスティック】レビュー|フィルテイラーも愛用したダーツシャフト

最近ではハードダーツの流行から折りたたみフライトが再評価されてきました。

折りたたみフライトって使っていると楽しいんですよね。

安くてコンパクト、さらにデザインも豊富なのです。

 

今回はそんな折りたたみフライトに相性抜群なシャフト「ユニコーン:スリックスティック」についてご紹介します。

 

ユニコーン独自のシャフト「スリックスティック」

スリックスティックをご存知でしょうか?

スリックスティックとはユニコーンが作り出した一つのシャフトの規格です。

 

見た目としてはこんな感じ。

スリックスティック

な、なんじゃこりゃーーー!

変です。ヘンテコです。

 

スリックスティック比較図

通常シャフトとの比較

なんか長いよ。とっても長いよ…。

 

スリックスティックの使い方

ビジュアルにはビックリですが、使い方は簡単。

フライトを折りたたんだ状態でスリックスティックの溝に滑り込ませるだけ。

スリックスティック フライト装着

 

フライトを付けた状態で、バレルに装着するとこんな感じ。

スリックスティック ダーツセットアップ

うーん…。ノスタルジック!

レトロと言いますか、昔ながらのデザインが新鮮です。

 

スリックスティックのメリット

スリックスティックの一番のメリットはフライトの外れにくさ。

折りたたみフライトはしょっちゅう外れてしまうものです。

シャンパンリングなどで外れにくくすることができますが、それでも外れるときは外れますし、如何せん面倒です。

 

その点スリックスティックは優れていますね。

まるで洗濯ばさみでフライトをガッチリと止めているよう。非常にフライトが外れにくい。

シャンパンリングがなくてもこの安定感…!すごいぞ、スリックスティック。

 

フライトプロテクターが不要

私はハードダーツではフライトプロテクターと言うアイテムを付けることを推奨しています。

フライトの後ろにつける小さなアルミパーツで、フライトのダメージを軽減します。

 (参考:ハードダーツやるなら「フライトプロテクター」を買っておこう!

 

しかし、スリックスティックはフライトプロテクターが必要ありません。

フライトの後ろも覆うような構造になっているのです。

スリックスティックはフライトプロテクター代わりになる

フライトプロテクターに頼らなくてもフライトのダメージを軽減できるというわけ。

ハードダーツにも向いているシャフトと言えます。

 

スリックスティックの対応フライト

スリックスティックはそのヘンテコな見た目から、対応しているフライトが気になります。

私はユニコーン製の一部のフライトにしか対応していないと思っていました。

 

しかし、スリックスティックは意外と汎用性が高いです。

一般的な折りたたみフライトならばメーカー問わず対応しています。

あなたのお気に入りの「それ」。使えます。

 

スリックスティックの弱点

一般的なシャフトは4つ爪で固定されています。一方のスリックスティックは2本で挟み込んでいるだけ。

そのため、フライトの羽をそれぞれ90度にキープするのが困難です。

フライトの羽は90度ずつキッチリと立てたい!と言う人には向きません。

これだけが弱点かな〜。

 

まとめ:スリックスティックよ、再び流行れ

昨今、シャフトには様々な新商品が発売されていて、昔ながらのシャフトは隅っこへ追いやられています。スリックスティックもその一つ。

 

しかし、その独特の形状、紙フライトへの圧倒的互換性からスリックスティックは根強い人気があるようです。

実際にユニコーンプレーヤーはスリックシャフト愛用者が多いらしい。

過去にはフィルテイラーもスリックスティックを愛用していました。

 

隠れた名作、スリックスティック。ハードダーツとともに再び人気に火がつかないかなぁ。

【フィルテイラーも愛用した名作】