コストパフォーマンスや使いやすさを考えると成型フライトってソフトダーツに向いています。
色々と試していますが、最近面白そうなものを買ってみました。
キューソールのテロシャフト&テロフライトです。
よくわからんブランドに、よく分からん機構。
怪しさたっぷりの成型フライトですが怖いもの見たさに買ってみました。
そもそもCUESOUL(キューソール)とは?
そもそもキューソールとはどんなブランドなのでしょうか?
調べてみたところ、ダーツ用品とビリヤード用品を販売する中国のブランドのようです。
私はキューソールを元から知っていました。
なぜなら、アマゾンでダーツ用品を調べると必ずと言って良いほど出てくるからです。
CUESOULはとにかく安い
そしてやたら安いのがCUESOUL。ダーツバレルも1000円からと格安。
3000円ほどでタングステンバレルも手に入れることができます
その安さから私の印象は「胡散臭いブランド」でした(不名誉)。
はたして、そんなキューソールから発売されたテロシリーズ…。
一体どんなものなのでしょうか。
テロシャフトとテロフライトとは?
今回購入したのAK4(テロフライト)とAK7(テロシャフト)です。
少し長いので一纏めに「テロシリーズ」と呼ぶことにしましょう。
テロシリーズの一番の特徴はシャフト。こんなシャフトです。
ナンジャコリャーーーー!
シャフトの先端部分にはバネのようなものが確認でき、全くもって意味不明。
今までのシャフトとは一線を画すデザインは買うまでは使い方すら想像ができませんでした。
テロシリーズをレビュー
テロシリーズのパッケージはこんな感じ。
あれ?オシャレとちゃいますか?
ビビットなカラーのパッケージデザインはやはり日本のアイテムとは少し違いますね。
嬉しかったのはシャフトが4本入っていることでしょう。
運悪くシャフトがすぐに折れてしまっても問題ナシ。こういう配慮が嬉しいものです。
さて、テロシャフトを見ていきましょうか。
テロシャフト(AK7)の詳細
バレル側には8角形の多面カット。このカットのおかげでバレルへ取り付ける際にキッチリときつく締めることができます。
中国製ということもあり、精度に心配がありましたが問題はありませんでした。
ガタツキもなく綺麗にハマります。
そして反対側には謎のバネ。本当にバネです。このバネの秘密は後々判明します。
テロフライト(AK4)の詳細
フライトも見ていきましょう。
柔軟性に富んだプラスチック素材で作られていました。少しマットな加工がさられています。
現行品としてはエルフライトが質感として近いでしょう。
テロシリーズの使い方
フライトを装着してみます。
装着方法は簡単。フライトをシャフトに押し込むだけ。カチッという音がしてハマります。
機構としてはフィットフライトに似ているかな。ただ、フィットよりもきつくハマってくれます。
テロシステムの真髄
テロシリーズの真髄はその独特な機構です。
フライトが回転するスピンを実現。回転は回りすぎず、回らなすぎずの非常に良いバランスでした。
回りすぎると投げる時に気になりますし、回らなすぎると意味がありませんからね。良い調整だと思います。
テロシーズの真髄はココからです。先ほどのバネを覚えているでしょうか。
バネのおかげで縦方向に伸縮します。
何を言っているか分からねぇって?つまりこう言うことです。
すごくないですか!?これはおそらく業界初。特許も取っているようです。
フライトがシュコシュコと引っ込みます。この伸縮機能により、ダーツの弾かれを激減させてくれるのだとか…。
テロシリーズを使ってみた感想
ここからは実際にテロシリーズを使ってみた感想をば。
私は名作成型フライトに引けを取らない実力を持つと感じました。
フライトが外れないッ!
まずはその使い勝手の良さ。
ワンタッチ式であるにも関わらず、非常にフライトが外れにくい。
普通に投げ込んでいて外れることはほぼありません。
2時間投げ込んで1回外れるかどうかというレベル。これはストレスフリーです。
耐久性もいい感じッ!
耐久度も現状問題ナシ。
シャフトが折れ次第、また追記したいと思いますが2週間ほど使って未だに故障0。
しかもシャフトは4本ついていますからね。期待が高まります。
フライトも柔軟性に富んだ材質で長く使えました。落下にも強いと思います。
伸縮機能の効果のほどは?
テロシリーズの一番の特徴「伸縮機能」。弾かれを激減させるとのことでしたが、果たして効果はあるのでしょうか?
正直に言うとイマイチ効果は実感できず(笑)
ただ、スピン機能と伸縮機能のおかげでフライトへのダメージはかなり抑えられると思います。
そして、対戦時の待ち時間にフライトをシュコシュコするのが楽しい。暇な時の時間つぶしにもどうぞ。癖になります。
テロシリーズのコスパについて
エスダーツで買うとシャフトは1200円と少し割高ですが、アマゾン経由で買うと900円程度で入手可能。
これならシャフト1本あたり225円と悪くない。通常のフィットシャフトとお値段が並びます。
フライトのお値段は900円ほど。エルフライトやフィットフライトが600円ほどで買えることを考えると少し割高でしょうか。
ただ、前述したようにフライトも耐久度が高め。コスパ的には悪くはないのでは。
テロシリーズの弱点
最後にテロシリーズのイマイチな点も発表します。
基本的には優れた成型フライトだと思いますが、一つだけ弱点がありました。
それは、フライトを抜き差ししていると緩くなってくる点です。
使っているうちにフライトが外れやすくなってくるのを感じました。
そして、フライトが外れると同時にバネが何処かへ飛んでいくこともあります。
これが厄介。暗いダーツバーでバネが飛んでいくと探すのは困難です。
外れやすくなったらいつでも交換できるように予備のシャフトは持っていると良いかと。
テロシリーズ まとめ
以上、期待の成型フライト「テロシリーズ」のレビューでした。
最近はコンドルアックスにより心が折れたばかり。
そんな傷ついた私を慰めてくれたテロシリーズに個人的に感謝しております。
耐久度も高いですし、使い勝手も良き。
誰も持っていないマイナーさと非常に優れた成型フライトだと確信しています。
そして何よりも、そのロマンたっぷりな機構。
男はアホなのでおっさんになってもメカメカしい機構が大好きなんですよ。
ほら、そこの女子、笑うところですよ。
あと、キューソールというブランドにも興味が湧いてきました。
どうやら一体型フライトもあるみたいです。これは近々買うしかない!