以前にフォロワーさんからいただいたバレル「ノーウッド」。
ノーウッドはカットが存在しない「ノーグルーブ」を採用したバレルです。
カットがないのでとにかくシンプル!金属特有の光沢が前面に感じられるバレルなのです。
ただ、カットが無いことにより、「くすみ」が目立ってしまうのもノーグルーブバレルの特徴。
せっかくシンプルで美しいノーグルーブバレルを使うのだったら、ピッカピカにしたくありません?
ということで、ノーウッドをピカピカにするために買ってまいりました。
ダーツバレル用研磨剤「ヨシムラバレルマジック」!
今回はヨシムラバレルマジックの使い方や使った感想をリポートします。
ヨシムラバレルマジックとは?
ヨシムラバレルマジックは高級バレルとしても有名なヨシムラのバレルクリーナーです。(ヨシムラってバイクで有名なヨシムラですよ!)
バレルクリーナーといっても、最近流行りのつけおき系のバレルクリーナーとは一味違うのです。
普通のバレルクリーナーではくすみに効果なし?
つけおき系の液体バレルクリーナーには限界があります。
あれらはあくまでもバレル表面についた「手垢」を浮かせて除去するという効果があるものなのです。
つまり、金属のくすみは取れない!
私もズィーニックのバレルクリーナーにノーウッドを漬け込んでみましたが、ほとんど効果を感じることができませんでした。
一方、ヨシムラバレルマジックは言ってしまえば「研磨剤」です。
バレル表面ごと薄く剥ぎ取ることにより、汚れ、さらには金属のくすみも徹底的に除去できるダーツクリーナーというわけ。
バレルマジックを使ってみた
ということで早速使ってみましょう。
まずは用意するもの
- ヨシムラバレルマジック
- ゴム手袋
- いらない布
- 新聞紙等の下に敷く物
これらを用意しましょう。特にゴム手袋は必須です。
研磨剤が含まれているので素手で扱っていると手がボロボロになる恐れがあります。
布も繰り返し使うことができません。一度使った布は捨てる羽目になるのでいらない布を使いましょう。私はいらなくなったTシャツを切って使いました。
使用手順
- まずはバレル表面のホコリや汚れを水で洗い流して水分を取っておきます。
- 布にバレルマジックを少量取り、バレルを磨くべし磨くべし!(1〜2分)
- バレルマジックが付いていない綺麗な布で、さらにバレルを乾拭き!(1〜2分)
- 最後に流水で残ったバレルマジックを取り除いて終了
こんな流れになっています。
ちなみに使い方は公式に動画が上がっていたので参考にしてください。
ヨシムラバレルズ ジャパンTV ① 公式【バレルマジック】の使用方法の巻
バレルマジックの効果は…??
で、肝心の効果なのですが。
写真では分かりづらいかもしれませんが、かなり綺麗になっています。
バレルのくすみが取れてワントーン明るくなりました。
もう一枚。
新品同様とまでは行きませんでしたが、銀に輝くバレルを拝むことができました。
やるな!ヨシムラバレルマジック!
バレルマジックの注意点
個人的には満足なバレルマジックですが、注意点もあります。
それは使用バレルが限られるという点です。
まずはコーティングされているバレルは絶対に使ってはいけません。
コーティングが見事に剥がれるみたいです。
そして、カットにも多少なりとも影響があると思います。
もちろん、バレル様に研磨剤としての力は調整されていると思いますが、個人的にはナノカットなどの微小なカットが入ったバレルには使いたくありません。カットが緩くなりそうで…。
まとめ バレルマジックでバレルに愛着を!
バレルマジックの弱点を上げるとすれば、時間がかかることですかね。
バレル1本1本を丁寧に磨く必要があるので、1セットには10分ほどかかることになります。
つけおき系のバレルクリーナーは非常に短時間でバレルを綺麗にできるので、手軽さという面ではつけおき系に軍配が上がります。
しかし、1本1本磨く、という工程が私は楽しいですよ。
こういう一手間がバレルへ愛着が湧くキッカケになったりしますからね。
個人的には靴を磨いたり、革を磨いたりするのが大好きな「磨き魔」なので、割と楽しい時間でした。
いつのもメンテナンスはつけおき系バレルクリーナーで短時間で、数ヶ月に一回は感謝を込めてバレルマジックを使う、こんな使い方がベストですかね。
今後の予定 ノーウッドを鏡にしたい!
ノーウッド、たしかにバレルマジックを使ってかなり綺麗になりました。
ただ、私が目指しているのはさらなる光沢…!まるで鏡の様なピカピカな表面を目指しているのです。
これ以上を目指すとすればバレルマジックでは不十分。
もはや普通の研磨剤に頼るしかありません。
研磨剤に関しては素人なので色々調べてからまたノーウッドピカピカ計画を進行したいと思います。
研磨剤に詳しい方、ぜひ知恵をお貸しください〜!