なよダーツ。

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ダーツライブ・フェニックスのレーティング表を比較|スタッツ方式の優劣

フェニックスとダーツライブのレーティング表を解説

日本のソフトダーツには「ダーツライブ」と「フェニックス」という2つの派閥があります。
それぞれプロトーナメントを持っており、日本のダーツを根底から支えている存在。

どちらも基本的なルールは同じですが、実は細かいところに差異が存在しています。
特に大きな違いとして実力を数値として表す「レーティングシステム」があります。

今回はダーツライブとフェニックスのレーティング表を参考に、2つのシステムの違いについて深掘りしていきましょう。

レーティングとは?

ダーツのレーティングとフライトの解説

ダーツにおけるレーティングとは実力を表す数値のことです。 レーティングのおかげで、自分の現在の強さや今後の目標を立てることができます。
ゲーム感覚で自分の実力がわかるようになるので、実はものすごく画期的なシステムと言えます。

レーティングはいわゆるドラゴンボールの「戦闘力」だね

レーティングはゼロワンゲームとクリケットゲームの平均点(スタッツ)から算出されます。
また、レーティングには明確なルールがあるわけではありません。
ダーツメーカー各社で決めているので、ダーツ台によってレーティングの基準が違います。

日本で主流なダーツ台と言えば、ダーツライブとフェニックスなので、この2つのレーティングについて見ていきましょう。

ダーツライブのレーティング表

ダーツライブ3のレーティング表

ダーツライブのレーティング表は下記の通り。

フライト レーティング ゼロワン クリケット
C 1 0.0~ 0.00~
2 40.0~ 1.30~
3 45.0~ 1.50~
CC 4 50.0~ 1.70~
5 55.0~ 1.90~
B 6 60.0~ 2.10~
7 65.0~ 2.30~
BB 8 70.0~ 2.50~
9 75.0~ 2.70~
A 10 80.0~ 2.90~
11 85.0~ 3.10~
12 90.0~ 3.30~
AA 13 95.0~ 3.50~
14 102.0~ 3.75~
15 109.0~ 4.00~
SA 16 116.0~ 4.25~
17 123.0~ 4.50~
18 130.0~ 4.75~

表を観察すると、レーティングをざっくりと分類した「フライト」という指標がありますね。
この指標もよくダーツ界隈で実力を表す指標として使われるので覚えておくと良いでしょう。

特にダーツを始めた人は「Aフライト」が登竜門になることが多く、多くの人がAフライトを目標に日々練習しています。

ゼロワンの数値が1ラウンドあたりの平均点です。
例えばRt.10だと、ゼロワンが80点。1ラウンドあたり80点なので毎ラウンド1回以上ブルを安定して入れられればAフライトということになります。

クリケットの数値は1ラウンドあたりの平均マーク数です。
クリケットナンバーのシングルが1マーク、ダブルなら2マーク、トリプルなら3マークにカウントされます。
Rt.10はクリケット平均マーク数が2.9マーク。
毎ラウンドシングルに3本ずつ入れることができたらAフライトになることができます。

実際にはゼロワンとクリケットでそれぞれレーティングが算出され、2つのレーティングを複合させた形でレーティングが出されます。

フェニックスのレーティング表

フェニックスダーツのレーティング表

フェニックスのレーティング表は下記の通りです。

クラス レーティング ゼロワン クリケット
N1 1 0.0~ 0.00~
C2 2 31.95~ 1.10~
C3 3 35.70~ 1.12~
CC4 4 39.45~ 1.31~
CC5 5 43.20~ 1.46~
CCC6 6 46.95~ 1.61~
CCC7 7 50.70~ 1.76~
B8 8 54.45~ 1.91~
B9 9 58.35~ 2.06~
BB10 10 62.25~ 2.21~
BB11 11 66.15~ 2.36~
BBB12 12 70.05~ 2.51~
BBB13 13 73.95~ 2.66~
A14 14 77.85~ 2.81~
A15 15 81.90~ 2.96~
A16 16 85.95~ 3.11~
AA17 17 90.00~ 3.26~
AA18 18 94.05~ 3.41~
AA19 19 98.10~ 3.56~
AA20 20 102.15~ 3.71~
AAA21 21 106.20~ 3.86~
AAA22 22 110.40~ 4.07~
AAA23 23 114.60~ 4.28~
AAA24 24 118.80~ 4.49~
MASTER25 25 123.00~ 4.70~
MASTER26 26 127.20~ 4.96~
MASTER27 27 131.40~ 5.22~
GRANDMASTER28 28 135.60~ 5.48~
GRANDMASTER29 29 139.8~ 5.74~
GRANDMASTER30 30 144.00~ 6.00~

次はフェニックスのレーティング表です。
基本的なレーティングの概念は同じですが、所々に違いがありますね。

まずはレーティングをざっくりと分けた指標が「クラス」と表記されており、一番上のクラスは「グランドマスター」という称号が与えられます。

ゼロワンゲームのスタッツはフェニックスでは、PPD(1投あたりの平均点)で換算されます。
ただ、今回は比較しずらいのでダーツライブと同じ基準であるPPR(1ラウンドあたりの平均点)を算出して表に載せています。

クリケットに関してはダーツライブと変わらず、1ラウンドあたりの平均マーク数から算出されます。

レーティングシステムの違い

ダーツライブとフェニックスのレーティング表を見てもらいました。
さて、あなたの現在のレーティングはどれくらいだったでしょうか?

ここからは話を深掘りして2つの違いをさらに詳しく解説していきます。

やり込み要素が強いフェニックス

レーティング表を比べるとわかりますが、フェニックスはダーツライブに比べて、かなり細かく分類分けされています。
ダーツライブが18段階のレーティングでフェニックスが30段階。

その分、フェニックスの上限の解放っぷりがすごいです。
最高難易度のグランドマスター30は、ゼロワンの平均が140点、クリケットの平均が6マークですよ。もう、人間ではありません。

やり込み要素という意味では、フェニックスの方が強いと言えるでしょう。

ただし、ダーツライブの最高レーティング18でも、化け物級の強さであることは変わりありません。
Rt.18があれば、十分に日本の大会で活躍することができます。(トッププロでもRt.18をキープするのは苛烈を極めます)
ダーツライブ派も安心してRt.18を目指して大丈夫です。

100%スタッツと80%スタッツの違い

ダーツライブとフェニックスのレーティングで最も重要なのが「レーティングがカウントされるタイミング」です。

フェニックスが100%スタッツ方式を採用しており、ダーツライブが80%スタッツ方式が採用されています。

この100%スタッツと80%スタッツは、ダーツ界隈でもたびたび議論されますので、詳しく解説していきますね。

100%スタッツ方式とは

フェニックスの100%スタッツ方式の解説

100%スタッツ方式を採用しているフェニックスでは、ゲーム終了時のスタッツがそのままレーティングに反映されます。

ゼロワンゲームなら0点にしたタイミング、クリケットなら全てのナンバーがクローズされて、ゲームが終了したタイミングでスタッツが確定します。

ダーツの本質を表した分かりやすいレーティングシステムと言えますね。

100%スタッツは初心者に難しい?

100%スタッツは分かりやすいシステムですが、ダーツ初心者には少し難しいという弱点があります。

と言うのも、勝負が決しないとレーティングが確定しないので、フィニッシュにもたつくと、めちゃくちゃ低いレーティングが算出されてしまうからです。

100%スタッツ方式では、きっちりと勝負を終わらせる実力がなければ、レーティングも上がらない上級者向けのシステムと言えるのです。

バーストを何度か繰り返すと、もう投げたくなくなるよ…。

80%スタッツ方式とは

ダーツライブの80%スタッツ方式の解説

100%スタッツの弱点を補うようなシステムがダーツライブが採用している80%スタッツ方式です。

80%スタッツ方式ではプレーヤーの誰かがゲームを80%終わらせた時点でスタッツが確定します。

ゼロワンゲームでは、スタートの数値から80%の点数を削ったラウンドでスタッツが確定します。例えば701ゲームなら141点を下回った時点で、全員のスタッツが確定です。

クリケットゲームでは、6つのナンバーがオープンされたラウンドでスタッツが確定します。

初心者にも優しい80%スタッツ方式

中途半端に見える「80%スタッツ方式」ですが、実はダーツ初心者に優しいシステムと言えます。

初心者の頃は、ゼロワン、クリケットのフィニッシュに時間がかかって泥試合になることが多々あります。
そんな時でも、試合の途中経過を見てくれる80%スタッツ方式なら、ある程度のレーティングが担保されるので、緊張せずに最後のフィニッシュまでプレイできます。

また、ゼロワンの醍醐味であるアレンジも、早いうちから挑戦できるのが80%スッタッツ方式の優れた点と言えるでしょう。

100%スタッツ方式と80%スタッツ方式の優劣

比較

100%スタッツ方式と80%スタッツ方式のどちらが優れているか?と言う議題は度々上がります。
どちらにもメリットがあり、正直甲乙付け難いところではあります。
あえて言うなら、ダーツガチ勢なら「100%スタッツ方式」が良いのかなと私は思います。

あくまでもダーツは勝負の世界なので、勝ち負けが全て。
途中経過がいくら素晴らしかろうと、最終的に勝った方が正義です。
となると、フィニッシュまで気を抜けない100%スタッツ方式の方が優れているのかなと考えています。

実際にフェニックスをメインでやっているプレーヤーはアレンジが上手い、粘り強い、という方が多いもの実感としてあります。

初心者の頃は80%スタッツで自信とモチベーションを保ちつつ、徐々に100%スタッツを取り入れていくのが一番オススメですね。

2つの特性を理解して練習に取り入れよう!

まとめ:フェニックスとライブのレーティング

以上、フェニックスとダーツライブのレーティングについての基礎知識についてでした。

ざっくりとまとめると、こんな感じ。

  • Rt.システムには100%スタッツと80%スタッツがある
  • 100%スタッツは実践的で難易度高め
  • 80%スタッツはアレンジの練習ができて初心者にオススメ

同じソフトダーツでもダーツライブとフェニックスで大きく違いますので、2つの特徴を見極めながらダーツ台を選んでみてください。

ダーツの今のレーティングから真の実力が分かる「ダーツ番付」も用意しています。

ankokoko-darts.hatenablog.com

今自分はどれくらいの位置にいるのかな?目標はどうしようかな?と感じている方は是非ご覧ください。