ダーツの「ホワイトホース」というアワードを出したことがあるでしょうか?
ホワイトホースはダーツのアワードの中でも最も難しい最難関アワードです。ハットトリック、ベッドを出したことがあっても、ホワイトホースは出したことがないと言う方が結構多いように思います。
- ホワイトホースの基礎知識
- ホワイトホースを出すコツ
今回は上記についてまとめました。
ホワイトホースを出したい!と思っている方はぜひ最後までご覧ください。
ホワイトホースとは
ホワイトホースはダーツのゲーム「クリケット」で達成することができるアワードです。
最難関アワードとしての呼び声も高く、個人的なアワードの難易度としてはこんな感じ。
ホワイトホース>ブラック>>ベッド>ハイトン>>ハット>>ロートン>>>ブル
そんな最難関のホワイトホースの条件は2つです。
- クリケナンバーのトリプルを1ラウンド中に3回入れること
- ナンバーは全て別のナンバーでなくてはならない
ここからは、さらに深掘りしながらホワイトホースの最難関と言われる理由を解説していきます。
全て別のナンバーでキメる
ホワイトホースの肝は、トリプルに入れるナンバーがバラバラにしなければならない点です。
つまり、T20→T19→T18はホワイトホース。
T20→T20→T19はホワイトホースではありません。
同じターゲットにダーツを投げるのは、ダーツに慣れてくると結構できます。ハットトリックやベッドはダーツの場数を踏んでいれば自然と達成しているはず。
一方のホワイトホースは、狙うターゲットが1投ずつ大きくズレてしまうので難易度が跳ね上がってしまうわけですね。
狙う機会が少ない
ホワイトホースが出にくいレアアワードなのは、難易度が高いだけではありません。
ホワイトホースは狙う機会が意外と少ないのです。
安全に勝ち切る、堅実に戦うことを考えると、ホワイトホースを狙うよりも、プッシュをした方が良い場面も多く出番が少ない。
トリプルに入る確率が高くない人は、堅実にプッシュをした方が断然、勝率が高くなります。
例えば、下の状況での3投目、あなたはどこを狙うでしょうか?
T18に入ればホワイトホース達成です。
ただ、現実にはT19プッシュが無難な選択肢ではないでしょうか。
ホワイトホースを狙うべき場面
ホワイトホースを狙うべき場面は以下2点だと考えています。
- 圧倒的に有利な時で、さらにリードを広げて相手に絶望を与えたい時
- 圧倒的に不利な状況で、一発逆転のチャンスを掴む時
つまり、拮抗した勝負では意外と狙う機会が少ないのもホワイトホースがなかなかお目にかかれない理由なのです。
ホワイトホースとしてカウントされないパターン
クリケットのルール上、相手にオープンされているナンバーをクローズする際に、トリプルに入れてもトリプル判定にならないことがあります。
この場面、T20に入れてクローズしたとしても、2マークとしかカウントされません。
3本のトリプルのうち1本でもこのようなトリプルですと、見かけ上はホワイトホースですが、アワードは出ない。そんな悲しい事態になります。
以上、3つの点からホワイトホースは、最難関アワードと言えるでしょう。
豆知識:ホワイトホースの由来
ホワイトホースの由来はトリプルリングの円を白い馬がぐるぐると回ることからきています。
遊園地にあるようなメリーゴーランドの白馬からきている、とも言われているよ!
ホワイトホースを出すコツ
最難関であろうとも、1度くらいはホワイトホースを出してみたいですよね。
ホワイトホースを出すためには、しっかりと練習をした上で場数を多く踏むことが大切。
ただし、知っているとホワイトホースが出しやすくなるコツがあることをご存知でしょうか?
ホワイトホースを出すコツ。それはズバリ。
ウイスキーの「ホワイトホース」を飲むことです。
これを飲むと、驚くほどホワイトホースが出せます。嘘です。
気を取り直して本当のコツについてですが、近いナンバーを狙うことです。
例えば、T20→T19→T18のホワイトホースは、相手の心を打ち砕く最強のホワイトホース。
ただし、これは非常に難易度が高いです。
というのも、狙うターゲットの位置があまりにもバラバラだからです。
上を狙って、下を狙って、また上を狙う…。これは正直、難しい。
近いナンバー同士を狙った方が、前投の感覚もあるので狙いやすいものです。
同様のT20、T19、T18のホワイトホースでも狙う順番を変えると、少し難易度が下がります。
T20→T18→T19。これならば、T20→T18の距離が近いので成功率が上がることでしょう。
ホワイトホースを達成しやすい投げ順
他にも序盤に狙うのでしたら、T20→T19→T17も有効です。
T19→T17が真横に並行移動しただけのターゲットなので比較的狙いやすい。私のホワイトホースの多くはこのパターンだったりします。
他にもレアケースではありますが、T19→T17→T15もかなり狙いやすいでしょう。流れるように投げることができますので、割とおすすめ。
これも決められたら、正直かなり嫌ですね〜。
まとめ|ホワイトホースのルールとコツ
以上、ホワイトホースを出すのが難しい理由と、成功率を上げるコツのお話でした。
最難関アワードではあるものの、出た時の喜びもひとしおです。
ダーツをやっているからには、1度くらいはホワイトホースで相手を絶望させてやりましょう!(笑)