私はストレートバレルが好きです。(唐突な告白)
最初に買ったバレルがストレートバレルであったこと、そしてトルピード型も投げてはみたもののどうもしっくりこなかったこと、これらの理由によりストレートバレルから離れられません。
しかし、ストレートバレルは日本では使用率が非常に低いですね。
実際に、今まで対戦してきた方々のバレルはトルピードばかりでした…。
「ストレートバレル使ってます!」というと珍獣扱いされるくらいにストレートバレル愛用者は少ない気がします。
今回はストレートバレル信者の私が思うストレートバレルへの愛をまとめたいと思います。これであなたもストレートが使いたくなるはずっ!
- そもそもストレートバレルとは
- ストレートは力を抜いた投げ方を習得できる
- ストレートにグリップの制限なんてない!
- ストレートはグルーピングに有利か?
- 前後を逆にして一粒で二度おいしい
- さあ、ストレートバレルを手に取ろう!
そもそもストレートバレルとは
ストレートバレルはバレルの形状の一つ。
余計なくぼみなどがなく、その名の通り「ストレート」な形状のバレルです。
現在、市民権を得ているのが「トルピード」と呼ばれる形状。
トルピード型は持った時に指に寄り添うように、くぼみが作られていたり、ふくらみが作られています。
ストレートは力を抜いた投げ方を習得できる
ストレートバレルを使う上で一番のメリットだと感じているのは、力を抜いた投げ方を習得できるということ。
ストレートバレルをきれいに飛ばすためには力を抜いて投げる必要があります。
力強く投げると結構ぶれるんですよね。
私が持っているイメージとしては投げるというより、ダーツがフワッと手から抜けていくイメージをもって軽く投げます。(この手から抜けていくような投げ方はトルピードだと難しい)
力を抜くとミスも減る!?
力を抜くということは余計な力が入らないことにもつながるので、ミスが少なくなります。上手い人のダーツのスローを見たらわかると思うのですが、ダーツを飛ばすには強い力は必要ありません。
脱力がダーツの上達の秘訣なのですが、その感覚を身につけやすいのがストレートバレルなのです。
私も力を抜いて投げる方法には最初はちょっと戸惑いましたが、慣れなければ上手くバレルを飛ばすことができません。
まぁ、慣れてしまうと明らかに楽です。
疲れにくいというメリットもあり、長時間のプレイにも対応できるようになるのです。
ダーツのスローを安定させる為にはトルピード型でも最終的には力を抜いて投げる技術は必須。
ただ、トルピード型を使っていると気づくのが遅くなってしまうのではないかなぁ。
力を入れて投げても、適当な投げ方をしても綺麗に飛んでしまうのがトルピード型なので・・・。
力を入れて投げている気がする、すぐ疲れてしまう、と感じている人は一度ストレートバレルを手に取ってもらいたいですね・
ストレートにグリップの制限なんてない!
ストレートバレルはどこを持ってもよいのです。どんなふうにグリップしても良いのです。これはトルピードにはない強みだと思います。
毎日全く同じコンディションで投げるのが理想ですが、現実的ではありません。
機械じゃないのですから。
どうしても日によって「調子」があるかと思います。
ストレートバレルはそんな調子を微調整しやすい。私はグリップ位置を日によってズラすことで微調整しています。
グリップの自由度の高さもストレートバレルの良さなのかと。
グリップがコロコロ変わっても問題なし
私はグリップが結構変わります。
意識的に変えているのではなくて、いつの間にか自分の投げやすいように変わっているといいますか。
そんなグリップの変更にも一役買ってくれるのがストレートバレルのすごいところ。
ダーツをやっている以上、グリップは変わり続けるかと思います。
私も1か月前と今のグリップですら違います(笑)
どんなグリップにしても優しく受け止めてくれるストレートバレル。
ああ、あなたは神か。
ストレートはグルーピングに有利か?
ストレートバレルのメリットでよく言われるのが「グルーピングにおける優位性」でしょう。
ただ、これについては若干疑わしいと思っています。
グルーピングで有利に働くのはあくまでハードダーツの場合であり、ソフトダーツではあまり関係ないのでは?というのが私の考えです。
しかし、バレルが細いことによるメリットは大いに感じています。
例えばベッドを狙った際に太いバレルだと3本目が狙いにくくなります。(バレルによってターゲットが隠れてしまう)
細いバレルならばターゲットがある程度見えるので精神的な余裕を感じることができると思います。
前後を逆にして一粒で二度おいしい
こちらはストレートバレル信者の中では有名な話。
ストレートはその形状から、前後を入れ替えても使うことができます。
チップを点ける向きを逆にするので、ソフトダーツならではの楽しみ方とも言えます。
前後を入れ替えることで、前重心だったバレルは後ろ重心に。
カットの向きも逆になります。(シャークカットとかはかなり面白いグリップ感になります)
前後を逆にすることで新たな発見があるかもしれません。一粒で二度おいしい。これもストレートバレルの醍醐味だったりします(笑)
さあ、ストレートバレルを手に取ろう!
私が感じるストレートバレルの良さはこれらの点からです。
特に、「力を抜いて投げることができる」というのは本当に今の自分の力になっていると感じています。
私が4か月でAフラを達成できたのもストレートバレルのおかげだったとも感じているほど。
気になった方はストレートバレルを投げ込んでみてください。試投ではストレートバレルの良さはわかりませんよ!
実際に買ってみて1か月くらい投げ込んじゃってください!
追記:2018年は今までで一番ストレートバレルが売れている!というほどストレートバレルの人気が高いみたいですね。
ふふふ、ついに時代はストレートバレルを認めたのです。
最近では日本のトッププロ、山田勇樹選手や浅田斉吾選手までもがストレートバレルに移行。こりゃあ、流行るよ。絶対に流行る。
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