すこし前に、「2018年ダーツ祭り」に行ってみました。
「2018ダーツ祭り」行ってみた|一人でも楽しめる?雰囲気は?
色んなメーカーが出張ブースを設けてくじ引きをしたりと楽しい雰囲気でした。
そんなメーカーの一つにダーツァーなら気になるメーカーが。
それこそが「ジョーカードライバー」。誰もが憧れる高級バレルメーカーです。
私もジョーカードライバーに密かに憧れている一人。
といっても、ジョーカードライバーって謎に包まれていると思うのです。
持っている人も少ないですからね。私の周りにもジョーカードライバーを持っている人はいません。
そこで思い切ってジョーカードライバーについて聞いてみることにしました。
ジョーカードライバー「児玉さん」にインタビュー
という訳で勇気を振り絞りジョーカードライバーのメーカーブースで取材をさせていただいたのです。。
私の質問に丁寧に答えてくださったのは、ジョーカードライバーの営業を主になさっている「児玉さん」です。
児玉さんはジョーカードライバーの魅力を伝えるために日本中を周っています。
私も児玉さんのお名前は聞いたことがありました。
そんな方にインタビューで来たのは我ながら運が良かった…!本当にありがとうございました。
では、私の突撃インタビューをお楽しみください。
児玉さんVSなよカエル インタビュー
お忙しい中、お時間ありがとうございます!
まずはジョーカードライバーの魅力を教えてください!
他のブランドには無い!というアピールポイントはズバリ何ですか!?
ジョーカードライバーの一番の魅力は仕上がり商品の「フィット感」ですね。
材料にこだわって、仕上がりの型にこだわる。
このこだわりが最終的にフィット感が得られるんです。
そのこだわりがジョーカードライバーの値段が高くなってしまう原因ということですか?
そうなんです。このこだわりから残念ながら価格も上がってしまうのです。
ただ、価格が上がったとしてもフィット感をとことん追求しているということがジョーカードライバーが一番重要視しているところなんです。
素材へのこだわり具体的にはどのような?独自のモノということですか?
独自というか、アライドマテリアルというメーカーの素材を使っています。
ジョーカードライバーがずっと探してきたんです。詳しくは私たちのブログを見てくれたら分かりますよ。
日本のダーツに使われるタングステンは日本タングステンが主流なんだけど、アライドマテリアルが私たちが要求するところにピッタリとはまった材料を提案してくれました。
その素材を国内で削って仕上げまで職人がキッチリと行ってできるのがジョーカードライバーなんです。
なるほど…。ジョーカードライバーは長持ちする。と言われますが長持ちするのは素材のおかげということですか?
素材も大切だけど、長持ちする一番の原因は加工かな。
まずは機械で削ります。削ってすぐの状態はバリが出るような鋭角な状態になる。
その鋭角の引っ掛かりが大切ということもあるし、手に当たって痛いということにもなる。
次のバリを磨く工程で手に当たるところがちょっとだけ丸くなるんです。わざわざ丸くしてはいないのです。磨く工程で自然に丸くなるという感じ。
余分なバリが取れている分、スタートからフィット感が得られるのです。
実際に投げて削れていく、というのはたかが知れているのですよ。金属はそんなに削れるわけでもないですしね。
ジョーカードライバーのフィット感の秘密は「磨く」工程に合ったのですね!
そう、スタートから一番の引っ掛かりが起きるバリを取っているのでずっと継続して使えます。
しかも、カットがあるバレルでもカットがない部分に対してフィット感があるように作っています。
そのため、カットだけではなく、触っている材質のフィット感で投げることができるのでカットが減っても関係ないという仕掛けもあります。
カットだけに頼ったバレルではないということなんですね!
ジョーカードライバーって奥が深いなぁ…。
お時間も迫ってきましたし、最後になりますがジョーカードライバーの一番の自信作ってありますか?
最近のジョーカードライバーの自信作は「メテオラ」ですね。
ノーグルーブのバレルなんだけど、ジョーカードライバーはノーグルーブを得意にしているんです。
そうですよね、ジョーカードライバーってノーグルーブ有名ですもんね!
メテオラは滑らない、カットが無くても投げられると、評判がすごい。
ノーグルーブでカットはないからバレルは形状だけ。
その形状も3年ほど変更をしていなかったんだけど、久しぶりにその形状を変更してみました。メテオラが一番の自信作、おすすめです!
メテオラですね。早速投げさせていただきます(笑)
今回はお忙しい中ありがとうございました!
こちらこそー!
貴重なインタビューありがとうございました!
本当にお忙しい中ありがとうございました。直接お話を聞くことでジョーカードライバーの疑問だったことが解消されて嬉しかったです。
まとめるとこんな感じでしょうか。
- ジョーカードライバーの一番の魅力は「フィット感」
- フィット感の秘密は「磨く工程」
- フィット感のおかげでノーグルーブバレルも得意分野
先ほど児玉さんがおススメしていた「メテオラ」はこれですね。
ジョーカードライバー担当もおススメするノーグルーブバレル「メテオラ」。
機会がありましたら是非投げてみてください。
確かに高価ですが、それに見合う性能は秘めているはずです…!
最後になりますが、お忙しい中インタビューを快く受け入れてくださった児玉さん、ありがとうございました!