前回のビートボードに続き、持ち運びが可能なダーツボードシリーズ第二弾!
今回はD-CRAFTの「ポータブルブル」についてレビューします。
- 使い勝手は?
- 音は?
- ビートボードとどっちが使いやすい?
と疑問がたっぷりあるので詳細にリポートしていきます。
ポータブルブルとは?
ポータブルブルは人気ダーツメーカー「D-CRAFT」が販売する超小型ダーツボード。
つまり、ブルだけのダーツボード。
これをダーツボードと言って良いのか甚だ疑問ですが、今回はダーツボードということにして話を進めましょう。
パッケージからネタ感がすごい
では、早速開封してみます。
もうパッケージからツッコミどころ満載なんですけど。
ヒップホッパー風なおじさんがパッケージに映っています。誰ですか、あなたは。
そして「いつでも どこでも 男は黙って ブルを狙え!!(女も)」の文字。
D-CRAFT攻めてるなぁ〜(笑)
ポータブルブルのスペック
肝心のポータブルブル本体ですが、直径7cm 厚み3cm 重さ41gの超小型設計。ポケットに入ります。
ブルは本物を使用
D-CRAFTのダーツボードである「サターン」のブルがそのまま使われていて妙にハイスペックです。
トーナメント用ダーツホルダーにもなる!
ブルとして使う他に、トーナメント用ダーツホルダーになります。
付属の紐をつけると首からぶら下げることができます。そしてダーツも収納可能と。
うーん。いろいろ詰め込んでるなぁ。
果たしてダーツホルダーとして使う人いるんだろうか…笑。
ポータブルブルは練習に使えるの?
さて、私の本命は何と言ってもポータブルブルを「ブル練習」に使うこと。
小さいし、練習に使えるのか?という話。
正直に言いましょう。
ポータブルブルをブル練習に使うのはかなりキツイです。
私がブルに100発100中で入れられれば良いのですが、もちろんそんな訳もないのです。油断をすると一瞬で壁にクレーターが完成します。
あなたがSAフライト以上の実力をお持ちでしたらポータブルブル1つで練習が可能でしょうが、そんなレベルの人の方が珍しいというもの。
ポータブルブルをそのまま練習に使うのは困難だと思います。
ポータブルブルとビートボードの夢のコラボ
どうしようものかと考えてみたのですが、妙案を思いつきました。
ビートボードにくっつければいいんじゃね?
そう、ビートボードに接着することで周りにEVA製のサラウンドができるという作戦。
ということでドッキング!ポータブルブルとビートボードの夢のコラボですよ。
多少不恰好になりますが、性能は折り紙つき。
これならば万が一外してしまってもビートボードが壁を守ってくれます。
もうこれ、セットとして売り出しなよ…。
付属のマジックテープでは接着力が心もとないので、いっそのこと潰れてしまったビートボードに接着剤で付けてもいいかもしれませんね。
ポータブルブルの正直な使用感
壁に穴を開ける心配もなくなった私はポータブルブルで練習を再開。
色々と気づいたことがあるので、レビューしますね。
音はかなり静か
まずは音。
ダーツボードの宿命とも言える「音問題」ですが、ポータブルブルはかなり静かです。
パチパチとプラスチック同士が当たる音がしますが、全然許容範囲。
集合住宅などでも使えるんじゃないかな。(ちなみにビートボードに接着することで、ビートボードが衝撃を吸収。さらなる静穏化が望めます。ナイスコンビ!)
サラウンドのクオリティが低い
ブルのセグメント完成度は非常に高いですね。
きちんとダーツを拾ってくれます。刺さると本当に気持ちがいい。
しかし、ブル周りのサラウンド(アウトボード?)の完成度はイマイチ。
全然ダーツを拾ってくれません。サラウンドに当たるとダーツは弾かれ、虚しく落下します。
耐久度は抜群!コスパ良し!
正確なところはわかりませんが、本物のブルのセグメントを使用しているので、耐久度はかなり高いかと。
3時間でお陀仏なビートボードと比べると、耐久度の高さは光りますね〜。
1000円で買えることを考えるとコスパは抜群です。
ポータブルブル改良版に期待!
個人的には荒削りではあるものの、面白い製品だと思います。
改良して欲しい点としては、サラウンドのクオリティを上げてほしいこと。
あと、ダーツケース機能の撤廃です(笑)
ダーツケース機能、使いますかね?この機能をカットすればさらに1cmほど薄くなります。
あとは、よほどの上級者でない限り、ビートボードと合体が理想的です。
ここら辺を考慮した本当の携帯(ポータブル)ブルを期待してます!