なよダーツ。

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ダーツにおける「スキャプラプレーン」と「ゼロポジション」について|浅田選手、樋口選手も考えているダーツのテクニック

ダーツにおけるゼロポジションとスキャプラプレーン

みなさん、ダーツを投げるフォームはどのようにして今に至っていますか?

私は完全に勘です。

自分の投げやすいフォームを考えて考えて、時にはプロの選手の真似なんかして今のフォームになっています。

 

もちろん、これも正しいと思います。自分にあったフォームを見つける、というのがダーツの醍醐味でもあります。

 

しかし、ダーツをのフォームは物を投げる動作。

物を投げる動作について少し考えてみよう、というのが今回の記事の内容です。

 

「投げる」と 言ったら野球

「投げる」という動作を多用するスポーツと言ったら「野球」でしょう。

野球などのスポーツは競技人口も多いですし、歴史も長いですから「学問」として発達していたりするんですよね。

 

そんな野球では、当たり前のように使われている知識、

「ゼロポジション」と「スキャプラプレーン」というのをご存知でしょうか。

 

人間の体の作りを考えた場合、無理なく物を投げることができる体の使い方です。

 肩甲骨や、肩甲骨周りの筋肉を考えると、「こういう体の使い方をすると楽に物を投げられるよ」という知識ですね。

 

 

ゼロポジションとスキャプラプレーンについてはこの記事がわかりやすくまとめられていると思います。(詳しく知りたい方は是非一読を)

肩の機能解剖 ゼロポジションとスキャプラプレーン(高校野球ドットコム) - goo ニュース

 

ざっくりと説明しましょうか。

ゼロポジション

上腕骨と肩甲棘が一致したポジションです。

腕を140度ほど挙手したところがゼロポジションだと言われています。

物を投げる動作のときにゼロポジションで投げることにより「肩の負担」を軽減することができます。

 

140度。かなり高いですよね。

頭の後ろで腕を組み、その状態から肘を伸ばすとゼロポジションになります。

ダーツで肘を上げて投げた方が良い、というのはゼロポジションに近づけるためなんです。

肘がゼロポジションよりも低い状態で長時間ダーツを投げると肩と肘に大きな負担がかかります。

スキャプラプレーン

 出典:https://news.goo.ne.jp/article/hbnippon/sports/hbnippon-column-13062.html

図を見ると分かりやすいでしょう。

肩の内旋域と外旋域の境目から30度ほどの角度の位置です。

物を投げる動作で腕を挙げるときはこのスキャプラプレーン上で行うことによってスムーズに投球ができます。

 

一人のダーツプロが思い浮かぶ

ゼロポジションとスキャプラプレーンを考えてダーツのスローを検討すると

  • 腕(肘)をなるべく高く挙げる(ゼロポジション)
  • スローラインの右側に寄って投げる(右利きの場合のスキャプラプレーン)

ということになります。

 

 勘の良い人なら、この2点にぴったりと合うダーツプロが頭に浮かぶと思います。

日本のトッププロ「浅田斉吾」選手です。

彼の投げ方を見てみると、ゼロポジション、スキャプラプレーンにぴったりと当てはまるんですよね。

非常に高く構えられた腕(肘)、大きく右側に寄ってスキャプラプレーン上でスロー…。

 

浅田さんは整体師の国家資格を持っています。体の作りについては造詣が深いでしょう。

つまり、浅田さんは偶然であのフォームにたどり着いたわけではありません。おそらくは、体の作りを理解した上で作られたフォームなのだと思います。

 

ソフトダーツの大会は長い。朝から始まり、夜まで続きます。

浅田斉吾選手が終盤まで安定してモンスター級のスタッツを叩き出せるのは「ゼロポジション」と「スキャプラプレーン」のおかげなのかもしれませんね。

 

「ひぐひぐの舞」の真意

樋口雄也ダーツプロ

出典:http://member.prodarts.jp/players_detail.php?mem_no=2318

樋口雄也選手もこれらの知識を使いこなしています。

投げる前に独特なルーティンをする樋口選手ですが、スキャプラプレーンを意識したものです。(ツイッターでこぼしてた)

 

我々が知らないだけで、トッププロの中には実践している人が多いんじゃ無いかなぁ。

ゼロポジション、スキャプラプレーンという言葉を知らなくても感覚的にたどり着いたプロも多くいると思います。

 

丸パクリすれば良いわけではない

この記事を発信して怖いのは

「なるほど!じゃあ、浅田斉吾選手の投げ方が絶対正しいんだ!彼の真似をすれば間違い無いんだ!」

という極論に走ってしまう人が出てきそうだったからです。

 

確かに、浅田選手のフォームは完成されたフォームだと思います。

ただ、人には個性がありますし、全員が浅田さんのフォームになったからといって強くなれるとは限りません。結局は自分で試行錯誤の上でフォームを見つけていく上ないのです。

そこだけは勘違いしないでいただきたい。

 

ダーツにぴったり一致するかは謎

ゼロポジション、スキャプラプレーンは優れた考え方だと思いますが、ダーツにぴったり合致するかも謎です。

 

ダーツは他に類を見ないほど繊細な競技です。1センチメートルの的を狙うなんて、他のスポーツでは殆どありません。

そのため、野球などに有用なゼロポジション、スキャプラプレーンもダーツに適用するのが必ず正しいか?と聞かれると疑問が残ります。

 

自分が投げやすい!と思っている勘みたいなものは大切にした方が良いと思います。

そうしたら自然とゼロポジション、スキャプラプレーンに基づいた投げ方になるかもしれません。

私自身、自分の投げやすい感覚を大切にフォーム探しをしていたらスタンスは右側に寄っていましたからね。

 

ゼロポジションとスキャプラプレーンという知識 

ゼロポジション、スキャプラプレーンという考え方があるということ。

もしかしたらダーツのフォームを作るときに助けになるかもしれないということ。

これらを頭の片隅に置いておければ幸いです。

 

この知識を使うかどうかはあなた次第。

私はスキャプラプレーンはフォームの中に取り入れようと思います。

ゼロポジションは未定…。あんまり自分に合わなそうなのでね。