※注意:この記事は全くもって生産的ではありません。
今更どーしよーもないことをあーだこーだと書いてあるだけの僻み記事。
ダーツって色々言われていますが、結局「身長が高いほど有利」だと思うのです。
私の身長は日本人の平均的身長と同じ170cm。
高くはないですが、低くもない…はずでした。ダーツ界隈の身長の高さは異常なのです。
活躍しているプロの身長は180cmがザラ。人によっては190cmという。
もちろん170cm前後でも強いプレーヤーはいますが、明らかに180cm前後がプロのボリュームゾーンとなっています。
これはもう、ダーツでは高身長ほど有利ということを示唆していると思うのです。
参照:憧れのダーツプロとの身長差を考える|プロの身長高すぎ問題 - なよダーツ。
かと言って、「身長高いのズルい!不公平だっ!」と訴えたところで何の説得力もありません。「背が高いから何?何が有利なん?」by高身長野郎
そうかい。じゃあ実験だ。
「私は今からボリスカリチュマーになる!」
圧倒的巨漢「ボリス・カリチュマー」
ボリスカリチュマーをご存知でしょうか?
クロアチアのべらぼうに強いダーツプロです。ソフトダーツ大会「ザ・ワールド」でもその力を遺憾無く発揮。2018年度もザ・ワールドの年間チャンピオン筆頭候補です。
投げ方も独特で、ソフトダーツプレーヤーには珍しく、テンポよくスピーディーに投げます。そのため、ついたあだ名はポイポイおじさん「クロアチアの大砲」。
彼にはダーツ祭りで一度お会いすることができました。
写真撮影もお願いしましたが、快く受け入れてくれるナイスガイ。私の好きな選手の一人です。
ボリスの身長は200cm!
実際に間近で彼を見るととにかく「デカイ」。
調べてみると彼の身長は200cm。2mですよ!
もはや巨人。ちょっとした巨人です。
あんなにデカけりゃ、さぞかしダーツが簡単やろ。そう考えた私は実験をしてみたのです。
ボリスの見ている景色はどんな景色?
今回、ボリスの見ている景色を体験するためにダーツボードを下げることにしました。
ボリスと私の身長差はおよそ30cm。
では、ボードを30cm下げるとボリスが見ている景色を擬似的に再現できるはずです。
30cm下げるってかなり衝撃的。全く違う。比較写真も載せておきましょうか。
さらに、身長が高いことによる腕の長さも加味しましょう。
調べてみると、身長と腕の長さって比例するらしいじゃないですか。
腕の長さは私と比べて7cm長いと推察できました。7cmって普通にやばいな…。
まぁ、スローラインは腕の長さの半分くらい近づけてみましょうか。
よって3cmスローラインも近づけてみました。(ここら辺はテキトー)
ボリス目線だとダーツがおもちゃ感覚
では早速ダーツボードを下げて、スローラインも前へ。
準備はできました。投げてみます。
…。なんですか、これは。
まるで別競技。おもちゃのダーツをやっているようでした。
D20を狙うのが楽ってもんじゃねーぞ!!
写真じゃ全く伝わりませんが、目線でカメラを構えてみました。(少しでも伝わってくれるかな…?)
やって見て分かったのですが、ブルを狙うのも物凄く楽なんです。
2mの身長があれば、ブルの高さは目線より下。
つまり、下に投げ下ろす形で入れることができるのです。
重力の力を使って投げることができるので、余計な力も必要ではなくなり精度も上がります。
身長が高いとD16は狙いづらいのか?
一つ期待していたことが、身長が高いことで下のナンバーが狙いにくいのではないかということ。
例えば01アレンジでもよく使うD16を狙いにくいのであれば致命的です。もしもそうならば、身長が高くなくて良かった!と思えることでしょう。
で、どうだったかと言いますと、正直不便は感じない。
人間は上に物を投げるよりも、下に物を投げる方が得意なものです。
D16が低かろうと問題にはなり得ません。高身長様様ですな!
疑いようなく高身長は有利
以上、ボリスになりきってみた実験でした。
結論を言うと「高身長はどう考えても有利」。
実験の仕方に少々問題はあるでしょうが、間違ったことは言っていないはずです。この身を持って実感しました。
ただね、だからと言ってダーツを諦めるわけではありませんよ。
フィルテイラー、ポールリム、村松さんが実証してくれたように170cm前後でも十分すぎるほど強くなれるのは分かっています。
そもそも、センスなんてもんも最初から持ち合わせてないんですよ。努力で身長差は埋めてみせますさ。それでこそカッコいいダーツァーというもの。
最後に一言。
「身長高くなんねーかな。」