注意:この記事には荒い計算、頭の悪い計算が含まれます。
数学者の方、統計学者の方はブラウザバックしてくれ。
「みなさんインブル狙ってますか!」ソフトダーツで最も大切なブル。
ブルを狙う=インブルを狙うこれは当然のことですよね。
だってブルの真ん中がインブルなのだから。
ブルを狙うということはインブルを狙うことと同義なはずです。
恥ずかしながら私はインブルをしっかりと狙えているかと言われると、素直に「はい!」と言えません。
今回は、そんなポンコツな自分への戒めのために、インブルを狙わないことのデメリットを”理論的”に考えてみました。
インブル狙っている「つもり」になっていた
これは「インブル狙ってるよ!ダーツなめてんのか??」と言われてもおかしくない案件。
私だってインブルを狙っているつもりでした。
しかし、あなたのインブル狙いは私同様の「インブルを狙っているつもり」かもしれません。
背が低いプレーヤーは特に注意
ブルのど真ん中の高さって何cmですか?
173cmでしたね。
私の身長は170cm。170cmは頭のてっぺんから足の先の長さです。
つまり、肝心の目の高さは160cmほどです。
そう、私はまっすぐ正面を向いてもブルに目線が合わんのです。
必然的に顔を上げて、目線を上げてブルに向かう必要があります。
この「目線を上げる」というのが厄介でして、疲れてくると知らず知らずのうちに目線がインブルに向いていないのです。
ブルは狙っている。ただ、インブルは狙っていない。という摩訶不思議な状況ができてしまうのですね。
インブルを狙わないのは不利?
インブルを狙わないことがロジカルで説明できれば、意識改善しやすいと言うもの。
では、考えてみましょう。
さて、まずブルを用意します。(イラスト左)
次にブレの範囲を考えます。
我々がダーツボードのある一点を狙った時は、もちろんブレが発生しますよね。
右にずれたり、下に落ちてしまったり…。
今回は分かりやすいようにブレの範囲をブルと同じ大きさとしましょう。
(イラスト右。狙う点をオレンジ点として、ぶれる範囲を黄色で表した。一様にブレてしまうと考える)
インブルのど真ん中を狙うと「ブル率100%」
このブレの範囲で インブルのど真ん中を狙った場合はどうなるかと言うと…
はい、当たり前ですが全てブルに入ります。ブル率100%。どこのプロですか。
衝撃!インブルの下を狙うと…!
さて、肝心のブルの下を狙ってしまった場合を考えましょう。
狙う点をアウターブル下側の中心とします。
この場合はどうなるかと言うと…
はい、大きくブルからはみ出ます。
ブルに収まった面積とブルからはみ出た部分の面積を計算すると
ブル面積:ブル外面積=58:42ほどになりました。(手計算で一生懸命求めたので若干の誤差があるかも)
つまり、ブル率58%になるわけです。ちょっと衝撃じゃないですか?
インブルの中心を狙うとブル率100%の人が、ブルの下を狙うとブル率が4割減するのです。
そう、ブルを狙うのにインブルの中心を狙わないのは「圧倒的不利」です。
私もここまで不利な結果になるとは思っていませんでした。
まとめ:とにかくインブル狙おうな
ちょっと荒い計算でしたが、いかにインブルを狙うのが重要なのか身にしみて実感できましたね。
頑張ってインブルの中心狙おうな…。さもないと投げる前から不利やで…。
となると、インブルの中心に目線が合う183cmくらいの身長の人がダーツで最も有利になるという結果にもなりますね。これはまた近々実験したいと思います。
愚痴とか
いや、本当はパソコンのシミュレーターなどで計算した方が良いのでしょうけど、如何せん私には知識が無い。(おい大学、私が知りたいのはこう言うことなのだよ)
ご時世に手作業で円の面積求めることになるとは。
将来的にはもう少しキチンとした統計取りたいですね。エクセルとか使って無理やり計算してみようかしら。
何かアイデアのある方はアドバイスお願いします。
追記:シミュレーターを作ってくださいました!
シミュレーターを作ってくださった勇者が現れました。
実際に遊べますので、ぽちぽち遊ばせてもらいましょう。