最近、ちょっとした事件がありました。カウントアップで1000点を超えたのです!
しかも1000点を通り越して1123点。喜びのあまりその場に崩れ落ちましたね。
今日は私がカウントアップで1000点を超えるまでにやったことや、考えたことを晒してみようかと思います。
- 才能があったわけではない
- AAフライト未満なら1000点は出ない
- そもそも1000点がどれほど難しいのか
- 1000点を出す確率を上げる方法
- カウントアップを勘違いしていた話
- カウントアップで1000点を出すには
才能があったわけではない
これだけは言っておきたいのですが、私には才能があるわけではありません。
ダーツを真面目にひた向きに練習してきて1年と4か月。(練習量は趣味の域を超えていると思います…。ほぼ毎日投げてますからね…。)現在Aフライト(ダーツライブレート12)。この時点で、私に特別な才がないことがわかるかと思います。
やっぱり才能がある人はパッとAAフライトに到達してしまいますし、1000点も軽々と越してきます。
そんな人たちに囲まれつつも愚直に努力した結果なので、いろんな方に見ていただきたい。
AAフライト未満なら1000点は出ない
前提として覚えておいてほしいのがAAフライト未満なら1000点は出なくて当然ということです。
「いやいや、Bフライトでも1000点超えている人知っているよ?」と言われそうですが、かなりのレアケースであることを認識しなければなりません。
そういう人たちは「ここぞという時に集中力を発揮できる才能」を持っている人たちです。この才にを持っている人は放っておいても1000点オーバーを達成してくれます。
私の周りにもいました。Bフライトなのにカウントアップの最高得点は私よりも上の1000点の人が。
しかも、ダーツライブの場合はカウントアップをやるたびに過去最高得点が画面に大きく表示されるじゃないですか。
あれを見ながら、悔しくて妬ましくて、なんで私は1000点出ないんだろ…。そんな風に思うこともしばしば。
しかし、さっきも言ったように1000点なんてものはAAフライト以上が目指すものだということを心に刻んでください。
そもそも1000点がどれほど難しいのか
カウントアップで1000点を取ることがいかに困難なのか、を力説しましょう。
ミスも許されない怒涛のハットトリック
1000点を取るためには1000÷8=125点を1ラウンドで取り続けなくてはなりません。
つまり、ハットトリック×3回、ロートン×5回が必要になってきます。
しかし、これではギリギリ。キャッチによっては1000点に届かないこともあります。
そのため理想としてはハットトリック×4回、ロートン×4回が望ましいでしょう。
ハットトリックを続けて4回出したことありますか?ぶっちゃけ、私はほとんどありません。
さらにハット以外でもロートンを出さなくてはならないというミスの許されない厳しい制約なのです。
ラウンド数が多く集中力が続かない
カウントアップのラウンド数は8ラウンド。
8ラウンドって長いんですよ!これは割と最近気づきました。
例えばダーツライブのグローバルマッチの701で考えてみましょう。
Aフライト(レート10)だと平均スタッツが80です。
ダーツライブでは80%スタッツ方式をとっていますよね。
ということは7ラウンド80点を取り続ければAフライトということになります。
そうなんです、8ラウンド必要ないんですよね。
上手くなればなるほどゲームでのラウンド数は少なくなります。8ラウンドを集中してノーミスで打ち続けるという機会が少なくなるんです。これは私の中で大きな盲点でしたね。
「カウントアップは長い戦い」なのです。
1000点を出す確率を上げる方法
1000点の難しさを吐き出したところで、以上のことから何を優先的にすべきか分かりますね。そう、まずはAAフライトを目指すのです。
AAフライトの平均スタッツが約100。おそらくカウントアップの平均は800点前後になるはずです。(実際にはラウンド数が多いことから若干下がるかも)
これならば1日に何度か1000点トライができるはず。1000点を出すのも時間の問題でしょう。
しかし、能書きを垂れようが、いくら難しかろうが1000点を出してみたいのがダーツァーですよね。という訳で、私がカウントアップをどんな風に考えていたかをご紹介します。
1000点を出すことを諦めた
まずは、1000点を出すことを諦めました。
「「は??」」
となるでしょうが、諦めました。今の実力では1000点なんて滅多にトライすることすらできないことに気づいたのです。
それならばカウントアップの平均点を上げることに尽力したのです。
カウントアップの平均点が高ければ高いほど1000点に挑戦する機会は増えますよね。それを狙ったのです。
感覚的にはカウントアップの平均点は700点以上を目標、が良いでしょう。
平均700点ですと、調子が良ければ900点、運が良ければ1000点トライも視野に入ってきますからね。
1000点をいきなり出すことよりも、900点や800点をたくさん出せるように練習していました。
余談:カウントアップのやり直しについて
ちょっと余談ですが、カウントアップのやり直しはどう思いますか?
序盤で良い点数が出ないと分かった瞬間にゲームの取り消しをしてやり直す行為のことです。
私はやらないようにしていました。
たしかにカウントアップのやり直しをする方が効率が良いのかもしれません。
ただ、私が第一に考えていたのがそものそも「平均点アップ」。やり直しをすることで平均点も上がってしまうことでしょう。
それに、毎回のようにやり直しをする人いますよね。そういう人が単に嫌いだったというのもあります(笑)
「いやいや、やり直しばっかりしてるけどさ、それが本来の君の実力だよ?」
やり直しばかりしていると肝心なところで力が発揮できない気もしていたので。
毎日の練習に組み込んだ
8ラウンドという長さにもなれるためにも、日ごろからカウントアップとは仲良くしておく必要がありますからね。カウントアップを練習する機会を増やすことは大切です。
かと言ってずーとカウントアップをやっていたのでは他のスキルが伸びません。
私の場合は毎日のウォーミングアップと練習の最後にカウントアップを組み込みました。
ウォーミングアップではとりあえず800点を出す。800点を出せるまではいつまでもカウントアップをやっていました。
その後、クリケットの練習、アレンジの練習を挟み、オンライン対戦。
休憩を入れて最後にカウントアップ。
こんな感じでカウントアップは日々の練習の中で無理がない程度に組み込んでいました。
カウントアップを勘違いしていた話
さて、1000点を出すための技術的なお話をしましょう。
やはり一番のネックは8ラウンドをしっかりと集中できるのか?ということです。
カウントアップで1000点を出すために一番大切なのは集中力。これだけは確信しています。兎にも角にも集中力を身につけないことには1000点は見えてきません。
なんて偉そうなことを言っていますが、私自身大きな勘違いをしていたのです。
原因はとあるAAフライトの方との出会い。1年前の出来事です。
その人はいわゆる「天才」でした。3か月でAAフライトになったという才能溢れる方でした。
その人に言われたのが「Aフライトになったら1000点くらい簡単に出るよ。音楽でも聴きながら数をこなしていれば1000点出るよ。」ということを言われたのです。
別にウソは言っていないと思います。その方は実際にそのようにして1000点を出したのでしょう。
しかし!これは天才のひとりごとです。
凡人の私が耳を傾けてはいけないアドバイスだったのです。
私はこの甘い言葉に魅了され、単純にカウントアップの試行回数を増やすことに必死になっていました。
カウントアップの数さえ重ねれば1000点はいつかは出る。そんな風に思っていたのです。
はっきり言わせてください。試行回数だけでは無理!!
先ほどの1000点を出すことがいかに難しいかを思い出したらわかります。
キャッチや運では1000点を出せません。そのことに気づくまで私は1年かかりました…。
とにかく集中してダーツの1本1本を大切に投げることが1000点への近道です。
私と同じ轍を踏まないことを願ってます…。
適当に投げない!集中力をしっかりと持つ!このことを胸に刻んでください。
カウントアップで1000点を出すには
ダラダラと書いてしまいました。最後にまとめ!
カウントアップで1000点を出すためには
- 平均点を上げることをメインに!
- 毎日の練習にしっかりと組み込んで!
- 適当に投げない!集中こそ一番大切!
以上です。
私も更なる高みを目指します。今回私が1000点超えたのは所詮「運」なのです。
今は「運」でも何度も1000点を出せるようになったらそれは「実力」に変わります。
このことを心に刻んで何度も1000点を出せるようなプレーヤーになりたいと思います。