理想のシャフト探しの旅は続いています。
今回買ってみたのは、ターゲット社の「グリップスタイル」。
以前にフォロワーさんからオススメされて気になっていました。
流石はフォロワーさん一押しシャフト…。これ神シャフトなんじゃないか…?
そんなグリップスタイルについて書きます。
グリップスタイルとは
グリップスタイルはターゲット社のアルミシャフト。
シャフトトップと分離できる仕組みを採用しています。
長さは
- 24mm
- 30mm
- 38mm
の3種類で必要最低限が揃っているラインナップです。
グリップスタイルは爪交換可能!
金属系シャフトで一番壊れやすいのは爪の部分です。
ダーツがグルーピングする際に、爪の部分に当たって爪を壊してしまうからです。(通称カマ掘り)
グリップスタイルは、その爪部分が交換可能です。
しかも爪(トップパーツ)がかなり安い。
1セット180円ほど。
以前に紹介したモンスターのドラッグスターはトップだけで400円しましたからね。
グリップスタイルがいかに安いかが分かると思います。
(参照:モンスターのシャフト「ドラッグスター」|超々ジュラルミンを利用しているのに安い異素材シャフト )
万一のことも考え、グリップスタイルを買うときはトップ部分も買っておくことをオススメします。(なかなか売っていないからね)
高級シャフトと同じ機構を採用!
実はこの機構はターゲットのフィルテイラー監修シャフト「パワーチタニウムシャフト」と同様の機構を採用しているのにもかかわらず、材質がアルミなのでリーズナブル。
パワーチタニウムシャフトが3000円に対してグリップスタイルは500円ほどとかなり安い。
500円で高級シャフトの機能を試せる良シャフトと言えるでしょう。
グリップスタイルは重い?
アルミニウムシャフトということもあり、重みがあります。
30mmで1.5g(トップ部分込み)。
超々ジュラルミンを使用したドラッグスターは30mmで1.26g。
結構違いますね。バレルの重心に少しだけ変化を与えられるかもしれません。
ちなみにグリップスタイルの親戚である、チタニウムシャフトは2g以上あります。
こちらは確実に重心が変わって飛びが変化するでしょう。
グリップスタイルの使い方
グリップスタイルはフライトの取り付け方が特殊。
正しい手順は
- トップ部分を取り外す
- トップ部分にフライトを付ける
- トップ部分を取り付ける(きつく締める)
この手順によって強固にフライトをロックしてくれます。
最初にトップ部分を取り外すというのがポイント。
こうすることで奥までフライトを差し込むことができ、ガッチリとホールドしてくれます。
グリップスタイルを実際に使ってみた
セッティングするとこんな感じ。
私が今回購入したのは30mmのブラック。シンプルさに惹かれました。
かなりカッコいい…!バレルの金属感とマッチしますね。
トップ部分のシルバーも良い味を出していると思います。
実際に使ってみると、かなりのホールド力でした。
フライトの正しい取り付けをすればほとんど外れることはありません。
ただ、金属シャフトということもあり、ネジが緩みやすいですね。
バレルとの間にはOリングを噛ませた方が良いでしょう。
エルフライトとグリップスタイルの相性
エルフライト愛用者には気になるところでしょう。
果たしてグリップスタイルはエルフライトには使えるのか?と。
結論から言うと、グリップスタイルはエルフライトと相性が悪いです。
画像を見ると分かりますが、エルフライトが奥まで差し込むことができません。
爪のホールド力が高いので、この中途半端な状態でも意外と外れませんが、オススメはできません。飛びも落ち着かないですし。
グリップスタイルには昔ながらの折りたたみフライトがオススメですね!
コスパ抜群!
金属シャフトということもあり、基本的にはシャフトが折れるということはありません。
しかも、前述したようにトップ部分は1セット180円。
普通のナイロンシャフトを買うよりもずっとコスパが良い。
実際に、爪部分はかなり長持ちします。歪みも少ないですし、コスパは抜群です。
超コスパのグリップスタイルに期待大
以上、フォロワーさん一押しのシャフト「グリップスタイル」のご紹介でした。
なんといっても超コスパ!
本体が500円。トップ部分も交換可能な金属シャフトは稀です。(しかも格安で爪交換が可能!)
シャフトは消耗品ですからね。安いに越したことはありません。
コスパ抜群な金属シャフトをお探しの方はぜひ一度使ってみてください!