なよダーツ。

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【ダーツ】ノーセットアップとは?1000点を出して気づいたメリットとデメリット

あなたはノーセットアップでダーツを投げたことがありますか?

ぽんぽんとスムーズにダーツを投げて強い人って憧れますよね。

 

私は結構ノーセットアップが好きで、たびたびノーセットアップでダーツを投げています。

最近のとある練習ではカウントアップで毎回のノルマである1000点が出ないので、気持ちを切り替えるためにもノーセットアップにして1000点を出しました。

 

そんなノーセットアップに信頼を寄せて練習をしている私がノーセットアップを実際に使ってきて感じたメリットとデメリットについてお話しします。

ノーセットアップが気になっている方に是非とも読んでいただきたい。

 

ノーセットアップとは?

ノーセットアップはその名の通り、セットアップを行わない投げ方です。

 

つまり、

ダーツを手にとって、顔の前で構える動作(セットアップ)をすることなく投げる

という投げ方になっています。

 

ノーセットアップを利用するプロ

ノーセットアップは日本ではあまり見かけませんが、海外のハードダーツプレーヤーたちにはメジャーな投げ方になっています。

イメージを掴んでもらうためにも、ノーセットアップを実際に取り入れているプロを紹介します。

 

マイケルヴァンガーウェン

マイケルヴァンガーウェンのノーセットアップダーツ

ハードダーツ界の絶対王者「マイケルヴァンガーウェン」。

恐ろしく強い彼ですが、ノーセットアップでダーツを投げています。

スムーズにダーツを投げつつも、この気迫。圧倒されますよ。

 

マイケルスミス

マイケルスミスのノーセットアップダーツ

マイケルスミスもノーセットアップ。

非常に洗練された綺麗なスローで日本でも人気の高い選手です。

投げるテンポも常に一定で、流れるような早投げを見せてくれます。

詳細:「マイケルスミス(Michael Smith)」のスローやフォーム、グリップを徹底分析!

 

阿部悠太朗

ダーツ阿部祐太郎のノーセットアップ

日本人選手でノーセットアップを取り入れている選手って本当に少ないです。

そんな中で阿部悠太郎選手はノーセットアップ。

非常に柔らかいスローで、サラッとフワッと投げます。

詳細:ノーセットアップ&早投げ「阿部悠太朗選手」が日本ダーツに変革か?

 

プロたちの共通点

彼らのスローを見ていると、気づくことがあります。

 一見、ぽんぽんと適当にダーツを投げているようなのですが、

ダーツを手に取ってからのテイクバック→スローが一定なんですよね。

動作が一定だからこそ、安定したスローが可能なわけです。ノーセットアップに興味がある方は参考になるかと。

  

さて、ノーセットアップのイメージが掴んでもらえたでしょうか?

ここからは実際にノーセットアップでダーツを投げてきて感じたノーセットアップのメリットデメリットを発表していきます。

 

ノーセットアップのメリット

日本ではあまり見かけないノーセットアップは、はたからみると「適当に投げている」とか「やる気がない」と思われがち。

しかし、れっきとしたメリットがあるのです!そんなメリットをご紹介。

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①自然に投げられる

ノーセットアップの一番のメリットが、

ダーツを自然に投げることができるという点です。

 

普通に物を投げる時にセットアップを行う人っていませんよね。

実際に投げる前にセットアップを行うスポーツはほとんどありません。

セットアップを行うことはある意味、人間の自然な動作に反していると思うのです。

 

セットアップを取っ払うことによって、「物を投げる動作」を自然に行うことができます。

自然なスローを行うことで

  • 自分に合ったスローの発見
  • 余計な力みの解消

といったメリットが生まれます。

 

ノーセットアップをリカバリーに使う

体にとって不自然な投げ方が染み込んでしまった時にノーセットアップは有用です。

私自身、セットアップをしてキッチリとターゲットを狙う、というダーツも好きなので、セットアップをして投げることも多々あります。

 

しかし、セットアップダーツを繰り返していると、どんどん自分の本来の投げ方から外れていくんですよね。余計なことを考えてしまうと言いますか…。

「まっすぐダーツをテイクバックしなきゃ」とか「テイクバックをもっと浅くしなきゃ」とか「グリップはもっと…」みたいな。

 

そんな時にはノーセットアップを挟むことによって、自分が持っているベストな投げ方を再認識できます。

メインの投げ方をノーセットアップにしなくても、一つのリカバリー方法として覚えておくと便利ですよ。

 

ノーセットアップはイップスに強い? 

加えて言うならば、ノーセットアップはイップスに強いと思っています。

ダーツでイップスになってしまう原因の一つが、体に反した投げ方を繰り返すことだそうです。結果として心と体のバランスが崩れてしまってイップスになってしまうわけですね。

 

ノーセットアップは自分が本来持っている投げ方を活かすので、イップスになりにくいのではないか?という持論でした。

 

②テンポよくダーツが投げられる

セットアップの間がないので、ノーセットアップは投げるテンポが早いです。

テンポが早いと、対人戦をしたときに相手にプレッシャーをかけることができます。

 

自分よりテンポの早い相手と対戦するのは大変です。

  • 自分の本来のペースが分からなくなる
  • 自分も早く投げなきゃ…という圧迫感 

と、結構厳しい戦いになります。ダーツはメンタルが非常に重要な要素ですからね。

少し汚いようですが、ノーセットアップの一つのメリットだと思います。

 

ノーセットアップのデメリット

ノーセットアップをしてきて感じたデメリットもご紹介します。

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①際限なく早く投げてしまう

個人的にノーセットアップの一番の弱点だと思っているのが、

「際限なく早く投げてしまう」という点です。

 

メリットの「テンポよくダーツを投げられる」の弊害。 

テンポよくダーツを投げるというのは快感が伴います。

早く投げでハットトリックをしたときの快感は分かる人も多いはず。

 

この早投げの快感に取り憑かれると

「狙ったところに入れる」よりも「いかに早く投げられるか?」に目的がすり替わりやすい。これでは本末転倒です。

 

目的が「いかに早く投げられるか?」になると

  1. 投げるのが早くなる
  2. 投げるのが雑になる
  3. 狙ったところにダーツが入らなくなる
  4. イライラ
  5. もっと早く投げる

という最悪なループに入ります。

このループは誰でも起こりうるので、細心の注意を払う必要があります。 

 

解決法1:丁寧に投げる

私はどんどん早く投げてしまう最悪ループに入らないために

ノーセットアップこそ丁寧に投げることを心がけています。

 

丁寧に投げようとするだけで、過度な早投げは防止できますし、ノーセットアップにありがちな雑に投げてしまうことも防ぐことができます。

 

解決法2:メトロノームを使う

練習法になりますが、メトロノームを使うとちょっと面白いです。

リズムを変えるだけでノーセットアップも変化します。

  • 早くテイクバックするのが良い人
  • ゆっくりテイクバックするのが良い人

それぞれなので、いろんなリズムを試してみると良いかと。もちろん過度な早投げも防げます。

 

②動作を一定にするのが難しい

ノーセットアップはダーツを手にとってそのままテイクバックをするので、テイクバックの距離が長くなります。

動作が大きくなればなるほど、一定の動作を繰り返すのは難しくなりますよね。

 

つまり、ノーセットアップを使う人は

多少動作が大きくなっても自然に投げたい人

が向いているのかなと

 

動作を小さくすることを主軸に置きたい人はセットアップを行う方が良いでしょう。

ここら辺は、人それぞれの相性と哲学によって変わると思いますので、正解はありません。是非とも悩みまくりましょう。

 

まとめ:ノーセットアップのメリットデメリット

以上、ノーセットアップを使ってきて感じたメリットとデメリットでした。

日本ではマイナーですが、こう言う投げ方もあるんだと知ってもらえたと思います。

興味持った方は是非ともお試しあれ。

個人的には、リカバリー方法としてちょっと練習しておくと良いと思いっています。ではでは。