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カーボンシャフトのメリットは?おすすめカーボンシャフトも合わせて紹介!

ダーツァーなら一度は夢見るカーボンシャフト。
プラスチック製に比べて値段が高く、いかにも上級者が使いそうなアイテムですよね。

使ってみたいけど、一歩が踏み出せない人も多いと思います。
今回はカーボンシャフトとナイロンシャフトの比較をしながらカーボンシャフトの魅力に迫っていきましょう!

カーボンとは?

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そもそもカーボンとは何なのでしょうか?
カーボンは「炭素(C)」のことを指しますが、一言にカーボンと言っても

  • カーボン紙
  • カーボンファイバー
  • カーボンナノチューブ

と、かなり広い意味で使われています。
ダーツのシャフトに使われるのはカーボンファイバーの炭素繊維強化プラスチックと呼ばれるもの。
エポキシ樹脂を母体としてカーボンを添加して強度を上げている樹脂になります。
炭素単体で出来ているわけではないんですね。

カーボンシャフトを使うメリット

カーボンシャフトの特徴を挙げていきます。
通常のプラスチックシャフト(ナイロンシャフト)と比較しながらまとめていきます。

カーボンシャフトの価格

カーボンシャフトは通常のプラスチック製シャフトに比べて値段が高いです。
実際には各社4倍くらいの値段の差をつけています。
エルスタイルだとナイロンシャフトが550円。カーボンが2300円ほど。
その他のメーカーも2000円強になることもザラ。結構高いですよね〜。

カーボンシャフトの重さ

カーボンシャフトはナイロンシャフトに比べて若干重いです。
各メーカー、シャフトの長さによっても違いますが、1.1倍前後の重さの違いがあります。
これってかなり小さな差で、0.1gの差がつくこともほぼありません。
この程度の差ならは投げても違和感を感じることはほぼ無いでしょう。

カーボンシャフトの使い心地

ダーツカーボンシャフトの使用感
あくまで樹脂製のカーボンシャフトですが、硬度があるので使い心地的には金属シャフトのよう。そのため使い心地が違います。

フライトは外れにくい

フライトはナイロンシャフトに比べて外れにくいです。
硬い爪のおかげでフライトガッチリとホールド。
リング系のアイテムをつけなくてもフライトが外れるストレスは軽減されるでしょう。
もちろん、リングを付ければ超外れにくくなりますよ!

マットで滑りくい質感

カーボンシャフトの表面はサラッとしたマットな質感です。触り心地はかなり良い。
さらに、滑りにくさもあるのでシャフトまで握り込むような人にもオススメです。

緩みやすい

正直、カーボンシャフトは緩みやすいです。
ナイロンシャフトよりも硬度があるためかなと個人的には思っています。(ナイロンシャフトは適度な弾力からネジにまとわり付いて緩みにくいイメージ)

カーボンシャフトをストレスなく使いたいのだったらOリングは必須。
Oリングを噛ませるだけでかなりマシになります。

→ダーツ「Oリング」の使い方と効果|シャフトの緩みが気になるなら使うべき!

カーボンシャフトの強度

カーボンシャフトを買う一番の理由は「耐久性」ですよね。
一般的にはナイロンシャフトよりも長持ちします。
ナイロンシャフトは1ヶ月で壊してしまう人も、カーボンシャフトなら半年以上使えた!という感想を聞きます。

ただし、シャフトの怖いところは落下時の衝撃によっては一撃で壊れてしまう可能性がある点。
確率は低いですが、そんな事例がある以上「カーボンシャフトはすぐ壊れる」「カーボンシャフトはコスパが悪い」と噂が立つわけですね。

個人的には総合的にみてカーボンシャフトはコスパが良いと思います。

ナイロンシャフトとの価格差が4倍なので、4倍以上長く使えればお得という訳ですもんね。
基本的には4倍以上持ってくれているイメージがありますよ。

バレルの重さ投げ方によって相性がある?

これはダーツショップの店員さんから聞いた話なのですが、カーボンシャフトには一種の「相性」があるとのことです。
めちゃくちゃ長持ちする人がいる反面、ナイロンシャフト以上にポキポキ折れる人もいるそうな。
この違いが、バレルの重さだったり、投げ方、ダーツの軌道によって変わるとのこと。

つまり、一部ではカーボンシャフトが全然マッチしない人も存在します。

そんな人はカーボンシャフトを使わないでナイロンシャフト、もしくは金属系のシャフトを使うのが無難でしょう。
一度カーボンシャフトを使って、すぐ折れてしまった人は相性が悪い可能性がありますので、控えた方が良いかも。

おすすめカーボンシャフト

カーボンシャフトは各社が販売しているアイテム。
製品によっては本当にカーボン製なの?という脆いものまであります。
そんなものを踏まないように私が今まで使ってきて、これは良い!と思ったカーボンシャフトを紹介します。

ゼロシャフト BLACK 強化タイプ

私の大好きなシャフト「ジョーカードライバー ゼロシャフト」のカーボン版。
通常のゼロシャフトも耐久度が抜群ですが、それ以上の耐久度です。
フライトもガッチリとホールドしてくれるのでフライトが外れにくくエルフライトとの相性も抜群。

さらに性能の割に安い。ナイロンシャフトの2倍しません。しかも5本入り。
もう何だか褒めるところが多すぎてヤバイです。

エルシャフト カーボン

シャフトの王道エルシャフト。もちろんエルシャフトにもカーボンが用意されています。値段はナイロンシャフトの4倍と平均的。
エルシャフトといえば種類の豊富さが魅力です。

  • シャフト長
  • 形状(スリム・ストレート)
  • タイプ(ロック・スピン)

とカーボンでも一通り揃えてくれています。
質の良いカーボンを使っているのか、耐久度はかなり高め。
たしかに少し躊躇する価格ですが損はしないでしょう。

まとめ:カーボンシャフト

以上、カーボンシャフトの特徴とおすすめ紹介でした。
カーボンって意外と良い噂を聞かないので、躊躇している人も多いと思います。
私もそうでした。
ただ、合う人にはコスパ抜群なシャフトになり得るので是非とも一度は挑戦していただきたいと思います!