ズィーニック「グリップローション」は手汗がひどい人へのグリップアイテム!
ダーツにおける重要項目の一つが「指先の状態」なのではないか?と考えている私です。
こんなに繊細に指先を使うスポーツも珍しい。トッププロになると数ビット単位でダーツをコントロールしますからね。
そう考えると指先の状態を良好に保っておくことが大切ということが分かります。
ちなみに指先の状態が大切と言うのはこの人が教えてくれるでしょう。「レオナルド ゲイツ選手」。
通称ペロペロおじさん。
彼は指を舐めることで指先の状態を一定に保っています。
ただ、ペロペロは強い人だけに許された特権なんですよね。
下手な人が指をペロペロしていたら周りから変な目で見られること間違いなし。
「ぺろぺろおじさん」になりきれない人はグリップアイテムに頼るしかないのです。
今回はそんなグリップアイテムの一つ「ズィーニック:グリップローション」のお話。
ハローズ「フィンガーグリップ」の弱点
私は昔から手が乾燥しがちです。そのため、グリップアイテムである「フィンガーグリップ」は私にとって生命線でした。
もはや精神安定剤|ハローズのダーツ専用滑り止め「フィンガーグリップ」
しかし、フィンガーグリップも万能ではないのです。
フィンガーグリップの原材料はロウ。
乾燥した指先に塗布することで摩擦を生み、グリップを強化します。
フィンガーグリップは手汗がひどい状態では効果が発揮しずらいのです。
高温多湿な日本の夏。冬には精気がなくなったようにガサガサしていた手は、長い眠りから覚めたの如く生き生きします。そりゃあもう、手汗でヌルヌルするレベルで。
これはもうフィンガーグリップでは対応できないわけです。
手汗からグリップ感を取り戻すにはどうしたらよいのでしょうか。よく言われるのが2つの方法。
- ウエットティッシュで拭く
- ベビーパウダーを使う
上記の方法でも良いのですが、効果としては弱め。
そんな人にオススメしたいのがグリップローションです。
手汗には「グリップローション」
「グリップローション」はズィーニックというブランドが提案する新しいグリップアイテムです。
ズィーニックと言えば、ステインリムーバーが有名。
グリップローションの使い方
使い方は簡単。極微量のグリップローションを指に刷り込みましょう。
適度な粘つきによりグリップ力が上がるというアイテムなのです。
この「極微量」と言うのが大切。本当に少しです。
あなたが想像している量の半分でいいでしょう。
多めにつけるとベタベタでヌルヌルという、世紀末グリップを味わうことになります。
多めにつけてしまった時はティッシュなどで拭きとればOK。
※ちなみにグリップローションを完全に落としたい場合は石鹸を使ってください。水に強い耐性を持っているので、水だけでは落とせません。
グリップローションはコスパ抜群
このグリップローションの素晴らしいところは、湿気に反応して粘つきが復活するという点。これのおかげで、何度も塗る必要がありません。
そして自分の手汗でグリップが復活するというハイブリッド。永久機関や!
極微量で良い、そして手汗で復活する。内容量は少なそうに見えますが、実際はかなりコスパが良いのです。
グリップローションはバレルに優しい
グリップローションは液体ということもあって、バレルのカットに干渉しにくいのが嬉しいです。
特に細かいリングカットを使っている方にはおすすめ。
ロウを原料とするグリップアイテムを使うと、せっかくのリングカットにロウが詰まってしまうんです。
これではバレルの本来の力を発揮できません。液体なのでこの心配がないのも嬉しいポイントです。
我流:グリップローションの使い方
グリップローションは指に塗るのが基本ですが、私はバレルに直接塗っています。
カットに干渉しにくいのでバレルに直接塗っても問題ありません。
あらかじめバレルに塗布しておくことで、グリップローションを持ち運ぶ必要もなく楽。お試しあれ。
4種類から自分のベストを探せる
グリップローションは無駄に豊富なバリエーションが用意されています。
全4種類。粘度によって分けられています。
分かりづらいのでイラスト作りました。ご参考にどうぞ。
私が買ったのは黄色のキャップ、グリップローション「レギュラー」ですね。
手汗が普通~少し多いくらいなら難なく対応できるでしょう。
まずはレギュラーを買ってみて、物足りなかったら他のバリエーションに手を出してみるのが良いでしょう。
夏にはグリップローションをどうぞ
夏場には手汗でダーツがすっぽ抜けてしまうことが多々ありましたが、グリップローションのおかげてかなり軽減できました。
特に私はすり切れたカットのバレルを使っているのでありがたい…。
手汗には「グリップローション」おすすめですよ。